【夢】僕は修学旅行中、宿泊先に台風が直撃する。

宿舎は(僕が四月に訪れた会津さざえ堂と同じ)中央に螺旋状の階段がある構造で、僕の寝室は最上階の部屋。
夜、強風にあおられ宿舎が螺旋状に大きく回転する。
部屋で寝ていると大きく上下し、クラスメイトは悲鳴を上げている。
宿舎が中央からポッキリ折れしまうのではないか、そんな恐怖で眠れない。

目覚めると台風一過、周囲を見回すと空気が澄んだ山奥の村。
夕方から体験学習のため映画撮影に参加、僕のクラス全員でエキストラで学校の生徒役を演じることになる。
この映画は画期的な資金の節約法が導入されていて、セットも何もない空間で役者は演じ、編集段階で校舎や教室をCGで足していくという。
撮影が始まり、村外れのグラウンドで教室があるつもりで学校生活を演じ始める。
僕は離れたところから撮影風景を見ている。
同じように隣で見ている男子クラスメイトに話しかける。
「昨日、あまりに揺れたから螺旋状の階段が右回りから左回りにひっくり返るかと思った」
僕の行ったことが思いのほか受けてクラスメイトは大爆笑、
「声が入った!」
と撮影クルーに怒られる。