【日記】08年08月のこと

8/1

朝から編集U氏と待ち合わせ、ゲートボールの練習に行く。

暑くてしんどい……
帰宅してから一人カラオケに行く。
3時間ぶっ通しで歌って録音、僕のオリジナルアルバムを作る。

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8/2

朝からハリソン・フォード主演映画『刑事ジョン・ブック 目撃者』をDVDで鑑賞。 その後はずっと原稿仕事。

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8/3
ずっと原稿のペン入れ。

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8/4
ずっと原稿のペン入れ。

夜、Kさんと飲みに行く。
Kさんが会社をとうとうクビになったと言う。
ここ一年で彼は何回クビ寸前になったのだろうか。
慰めるが何とまあ何とまあ……
いい人なのだが、どうも不器用な人のようで……
僕も不器用な人間だから彼に親近感が湧くのだな。

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8/5
ずっと原稿のペン入れ。
朝、以前から欲しかった小型カメラがやっと届く。
テンションが上ってずっと周囲を撮影をしているが細部はかなりいい加減な画像。
やはり持ち歩けるカメラはちゃんとしたレンズでないのだな。
へこむ。

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8/6
ずっと原稿のペン入れ。

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8/7
ずっと原稿のペン入れ。
夜、ゼメキス監督映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』をDVDで鑑賞。

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8/8
15時より編集T氏と打ち合わせ。
壊れていたウィルコムの携帯電話を修理するために新宿へ向かう。
ついでにヨドバシカメラで買い物。
帰宅してからずっと原稿のペン入れ。

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8/9
朝から編集U氏と待ち合わせ、取材でゲートボールの練習へ。
老人たちが「お前の玉の打ち方がいかん」と僕にめちゃくちゃ怒っている。
怒っている当の本人のお前らだってそんなうまくないのになんでそこまで偉そうに言うかな。

「原稿料上げてくれ! 5年間ずっと上がらないのはつらい!」
とU氏に頼むが、
「編集長に直接言ってくれ」
とかわされる。

U氏と中華料理屋で打ち合わせしてから帰宅。
21時頃より編集S氏と自宅にて打ち合わせ。

その他空いている時間はずっと原稿のペン入れ。

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8/10
ずっと一日原稿のペン入れ。
最初のページと絵柄がかわってきたので描き直したり。

最近読んだ本
池上永一『レキオス』
ニール・D・ヒックス『ハリウッド脚本術』
大塚英志『物語の体操』
大塚英志『キャラクター小説の作り方』

最近読んだ漫画
荒川弘『鋼の錬金術師(19)』
手塚治虫『陽だまりの樹(手塚治虫漫画全集版)』全11巻
手塚治虫『ナンバー7(手塚治虫漫画全集版)』全4巻
手塚治虫『メタモルフォーゼ(手塚治虫漫画全集版)』(再読)
中崎タツヤ『じみへん (しぼり汁〈生〉非熱処理)』

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8/11
朝からネーム作業に入るが、なかなか集中できない。
息抜きにゴーヤカレーを作ったら、死ぬほど苦い。

夜、ゼメキス監督映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』をDVDで鑑賞。
観ているうちに眠くなってきて、途中で寝てしまう。

読んだ漫画
手塚治虫『サスピション(手塚治虫漫画全集版)』(再読)

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8/12
ずっとネームを描いている。
どうも集中できない。
次第に焦ってくる。

読んだ本
『筋肉少女帯自伝』大槻ケンヂ・橘高文彦・本城聡章・内田雄一郎

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8/13
ずっと机に向かっているのに心ここにあらず、ネームに集中できない!
このままではこの週末はとんでもない進行になってしまうかも。
アシスタントに連絡しても連絡がつかないし、これから四日間徹夜しなければもはや間に合わないのでは……
非常に焦る。

以前、僕の漫画を手伝ってくれていて、今はデザイン事務所に勤めているSさんと久しぶりに会う。
Sさんの勤めるデザイン事務所で僕の描いたイラストを基にTシャツを作ったということで、そのTシャツを見せてもらった。
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8/14
まだネームできない。
仕事をしていると眠気に襲われていつのまにか気を失ってしまう。
ひょっとして鬱病?

数ヶ月ぶりにカフェイン錠を飲む。

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8/15
ほとんど眠らずネーム完成。
休みなくさらに次のネームにとりかかる。
後少しで完成の一ページのわずか数コマに死ぬほど悩んでいる。

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8/16
やっと現在進行中の全て原稿のネームが完成。
平行して何本も仕事をするからこういうことになる。
ネームで進行が中断ちゅうの原稿を仕上げていく。
朝までかかってイラストを完成、メールで編集へ送っていく。

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8/17
いろいろな仕事を七本ぐらい平行して進行中。
確定申告とか国民保険とか健康保険とか家賃振り込んだりとか生きるためにやらなきゃならないことが多すぎないか?
こんなにやらなきゃならないなんて、これがゲームだったら途中で放り投げちゃうよ。
この世界は僕にとってなんて過ごしにくい場所なんだろう。
夕方。
地元の図書館に他の区の図書館で借りたCDを間違えて返してしまい、電話で呼び出されて取り替えに行く途中、雨が降ってきてびしょ濡れになった。
すれ違う人々がそんな僕を見て馬鹿にしたように笑ったり指差したり写真撮ったりしているのことが何となくわかる。
毎日何度も死にたくなる。

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8/18
朝からずっとイラスト描いたり漫画描いたり。

読んだ本
瀬名秀明『BRAIN VALLEY』

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8/19
仕事が終わらなくエンドレス。
夜、編集部で編集S氏と打ち合わせ。
インタビューや単行本の話など。
帰ってきてまた原稿の続き。

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8/20
一日中ずっと原稿。
自分の言いたいことを伝えることができなくて泣きそうになる。

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8/21
徹夜で仕上げて仕事やっと一段落…と思いきや、コラムがまだ残っている。
文章を削ったり足したり、うんうん唸りながらもなんとか完成。

昼寝してから、映画『ジャンパー』をDVDで鑑賞。

西友で買い物をして帰宅、ちらし寿司を作る。
自分の原稿のペン入れを二四時まで、それから布団へ。

中崎タツヤ『じみへん (しぼり汁〈生〉非熱処理) 』を読んでから寝る。

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8/22
朝からペン入れ。
昼過ぎから編集S氏が車で迎えにきて取材へ向かうが、高速がひどい渋滞で途中で断念、引き返す。
昼食に海老そばけいすけ高田馬場本店でつけ麺を食べる。
帰宅してひたすらペン入れ。
一九時頃、自転車で家を出、秋葉原(2年半ぶりの)へ向かう。
二〇時より編集S氏とアイドルについての取材。
世界で最も濃度の高いオタク話などを聞く。

二二時取材が終わり、家へ向かう道を東大付近で迷ってしまう。
交番前の地図を見て場所を把握していると、警官が話しかけてきて道を教えてくれるが、その後当然のように職務質問、カバンの中身をチェックされる。
ぶっちゃけ、その警官より俺の方が道を詳しかったし、教えていらなかったし、カバンの中のものひっくり返すし、すげえ失礼、とても不機嫌。

23時帰宅、少しペン入れ。
中崎タツヤ『じみへん じみへん中濃』を読んでから寝る。

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8/23
部屋を片付けたり、ペン入れしたり。

夕方、編集Uさんがやってきて、新しいアシスタントを紹介してくれる。
アシスタント志望Mさんは、若くて真面目でやる気のあるかわいい子だったが、問題は日本語をほとんど話せないことだった。
まだ絵は描けないけど、英語とフランス語とカンボジア語は喋ることができるアシスタントか…微妙だなあ。
しかしヨーロッパから単身、漫画家目指して日本に来てどれだけ不安なことだろうと思うと……
いろいろ考える。
彼女が帰った後、ずっとペン入れ。

夜寝る前に録画したフランス映画『ドーベルマン』を鑑賞。

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8/24
朝からずっとペン入れ。
夜まで家から出ることなくひたすら原稿に没頭。

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8/25
編集S氏と横浜へ取材。
帰宅してネーム。

合間にDVDで映画『ジャンパー』『アフロサムライ』鑑賞。
恩田陸『いのちのパレード』読了。

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8/26
ずっと一日ネーム。
データが多すぎてとてもじゃないけれども規定のページ数におさえられない。
頭をかきむしりながら悩んでいる。
夜までに仕上げるつもりが結局徹夜でもネームが完成せず。
かなり焦る。

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8/27
朝になるが、まだネーム出来ず。
あと1ページ前後を行ったり来たり。
アシスタントにMさんが来るが、ネームかかりきりで余裕なくイライラ。
Mさんとのコミュニケーション手段が英語しかなく、しかも僕が英語をリトルしかスピークできないこともあるのだが。
夕方までにネーム完成。
ポーズ撮影、下描き作業に入る。
やっと一息つくことができる。

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8/30
何もする気が起こらない。
ひどい鬱の周期に入って、朝起きてからずっと何もできずに机にうつ伏している。
心臓の音がばくばくと耳に響いている。
部屋を何日も片付けることなく散らかし放題。
全部放り投げて遠くへ行きたい。

17時より某編集部へ、編集S氏と打ち合わせの後、取材に向かう。
日テレでTシャツを買い、武道館で寄付をし、エドさんを追っかけに神奈川へ向かう。
遠くへ行きたいが、今の僕はこのぐらいの遠くが精一杯。

ワンセグ携帯で日本テレビをちらちら。
ポニョのCMをヘビーロ-テーションで流す中、
両腕がヒレ状の奇形になっている少年が、100メートルを泳ぐという企画を放映している。
その少年を使うことによってポニョのサブリミナル効果を狙っている?

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8/31
ずっと夜を徹してエドさんを追いかけている。
明け方いったん帰宅。
自転車を運んできて、編集S氏と別れ、一人でエドさんを追いかけ続ける。

「頑張って~!」
沿道の人たちが大声援でエドさんを応援している。
時折ワンセグ携帯でテレビを見ると、難病の子供のドキュメンタリーがいろんなバリエーションで繰り返し放送されている。

ぼんやりいろんなことを考えながら自転車で何十キロも,僕はエドさんを追いかけ続ける。
エドさんが走ることは「愛は地球を救う」ためではなく自分の芸能活動のキャリアアップにつながるからじゃないか。
自分のためにエドさんが走ることを、どうしてみんなが応援するんだろうか。
なんで感動出来るんだろう。
この番組の内容と、視聴者が募金することに、僕は因果関係が全く見いだせない。
日本テレビが、年収がどう考えてもそれより少ない平均視聴者から義援金を募るという構図もよくわからない。
3億6千万の寄付金が集まったというが、日本テレビの年間売り上げは2600億。
寄付金を全部会わせても1日の売り上げにも満たない。
日本テレビのこの日分の収入の売り上げを献上するならともかく、いろんな寄付にまつわることを負担しました程度で、「愛は地球を救う」のキャッチコピーの厚顔無恥さはすごい。
アホだけどお人好しで貧乏な視聴者が狡猾な金持ちの日本テレビに騙され喜んでなけなしのお金をさしだしているように、僕には見える。
都内に入ると、稲妻、雷鳴、土砂降りの雨。
2ちゃんえらーや沿道の人たち、追いかけるも数がどんどん減って行く。
皇居付近では僕ひとりがエドさんの後ろを自転車で走っていた。

びしょ濡れで帰宅。
微熱で意識が朦朧としている。

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