【映画】『シン・シティ 復讐の女神』:ユナイテッド・シネマとしまえんで鑑賞

僕が観た時は観客は二人だけ、贅沢な映画鑑賞のひととき。
去年、デビュー作『エル・マリアッチ』から始まって『マチェーテ・キルズ』までロドリゲス監督映画を集中的に観てきてようやく最新作に至る。

ロドリゲス監督映画はどことなくメタ感がある。
ジャンル映画の枠組み、お約束を踏襲(再構築)することによって生まれる可笑しみを自覚的に前に出す。
クウェンティン・タランティーノと似ているところもあるが、ずっとエンタメ。

一作目に比べると新しさはないが、このフォーマットの世界を堪能するだけでもじゅうぶん楽しい。
続編として普通に楽しめた。
閑散とした会場で、しかも一週間で早々に公開を終了してしまう(大ゴケした?)みたいだが、僕はじゅうぶん以上に面白かった。