【本:漫画】『キヌ六(全2)』野村亮馬

ネットで紹介記事を読んで面白そうだったので読んでみる。
僕が好きそうな絵と設定だったのだが、読んでみたら実際その通りだった。

設定やテンポは少年漫画的なのに、それ以外の要素があまり一般的でない。
バトルでどんどん身体が崩れていく。
容赦のないアクション描写、肉体感感覚の徹底的な希薄さ。
絵のダークさ未成熟さを含め、そのアンバランスさがまぎれもない個性。

自分の好きなことを漫画にしているように見える。
この自由さがうらやましい。