夜、お風呂に浸かると熟睡できるのはいいことだけど、昨日は一〇時間、今日も九時間寝て……もう、眠過ぎ！

八時起床、外を見るとさめざめと雨が降っていている。
今日は、気温が二二度までしか上がらなかった。
一昨日寝室に干した洗濯物がまだ湿っている。

九時から仕事、単行本企画漫画のネーム作業。
一五時過ぎ、雨がやんだので駅前のショッピングモールに買い物に行く。
買い物を終えて出るとまた雨が降り出していて、自転車のサドルがびしょ濡れ。
霧雨を浴びながら帰宅。

二一時まで仕事の続き。
入浴して読書して二三時就寝。
　

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数年まえ伝説のナンパ師の取材で
「とにかくＴシャツは白！　ワンポイント絵が入ってもいいけど真っ白がベスト！　白かったら女にモテる！　モテたかったら白Ｔシャツ！」
のアドバイスで白基調のＴシャツを大量に買ったんやけど、モテないうえ白ってカレー付いたら汚れ目立つしロクナコトガナイ。

六時起床。
今日は何とか早起きに成功。
最近、自律神経の調子が悪く、眠ったり眠れなかったり不安定だったのだけれども、夜、風呂に入ると必ず熟睡できるということがわかった。
でも僕は朝の寝起きにもシャワー、ジョギング後にもシャワー、外出した後も必ずシャワーを浴びるので、風呂入り過ぎで肌がカッサカサになるかもしれない。

外を見ると雨が降ったりやんだり、はっきりしない天気。
天気予報では早いうちから晴れで、ジョギングに行くつもりまんまんだったのだが……仕方ないので朝からずっと単行本企画漫画のネーム作業。
昼前、空がようやく明るくなってきたので走りに出る。

一〇時五二分より公園を四二分ジョギング。
ぼんやりとした太陽が雲の向こうに見える。
ここ数日では明るい部類だが、依然はっきりしない天気。
でも少し晴れただけでなのに昨日より気温は上昇してきて、走っていると蒸し暑さでくらくらする。
濡れた草むらを水滴蹴散らしながら走る。
The Doors『Strange Days』を聴きながら走る。
前作『ハートに火をつけて』の直後、ビートルズの『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』に刺激を受けて作られたアルバムとのこと。
確かにその二つを足して割ったような感じではあるけれど、前作のような奇跡の魔法を僕には感じることができなかった。
僕はドアーズが好きと言うより『ハートに火をつけて』の藤森さんの歌う「水晶の舟」が好きだったんだ。

帰宅して仕事の続き。
夕方になると空がきれいに晴れ上がってきたので、散歩に出る。
公園前図書館まで一周りして帰宅。
夕日が綺麗だった。

二一時まで仕事を続けてから二三時まで読書、就寝。
　

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今日も朝寝坊、九時過ぎ起床。
一〇時間以上寝てしまった。いくらなんでも寝すぎ。

起きて身の回りを整えて仕事を始めるともう一〇時半。ああ時間が勿体ない！
単行本企画漫画のネーム作業。
一四時半、外へ走りに出る。

より公園を分ジョギング。
灰色の空、雲がまだら模様に蠢いていて不穏な空気だな〜と思っていると案の定、途中で夕立。
びしょ濡れて帰宅。
途中で雨なのに構わず公園で走り回っている子供を見ながら
「体力のある子もいるけど弱い子もいるんだからみんながみんな雨のなか走り回ってたら危険やろ〜」
The Velvet Underground『The Velvet Underground & Nico』を聴きながら走る。
聴いている途中で帰宅したので、最後まで聴くことができなかったので、感想はまた次。

二一時まで仕事。
風呂に入って読書のあと二三時に布団に入る。
今日は暑くて身体の火照りが覚めず、寝付きが悪くて苦しい。
二時間布団に入ってもがいていたがあまりにつらいので仕事部屋に移動して、作業の続き。
四時頃ようやく眠くなってきたので、寝室に移動。
　

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昨日は暑くて眠れず、仕方なしに朝まで起きて仕事をしていた。
一晩中雨が降っている。

朝九時に起きると雨はやんでいるけれど、真っ白な雲に空が覆われている。
すぐにシャワーを浴び、単行本企画漫画のネーム作業を始める。

一二時前に業務スーパーに買い物に出る。
ところどころ白い雲が剥がれ落ちるように、青空がのぞいている。
どんどん気温が上がり、蒸し暑くなってくる。
帰宅すると汗びっしょり、シャワーを浴びる。

午後も仕事。
気温は三二度まで上がり、窓を開けて扇風機をまわす。
一六時半頃、少し涼しくなったので外へ走りに出ると、思ったより暑さは消えておらず、舗道からむせ返るような熱気がのぼっている。

一六時四一分より公園を四一分ジョギング。
空は灰色の雲で覆われている。
林道を走っていると、濡れた地面から立ち上がるサウナのような蒸気に包み込まれ、窒息しそう。
公園を出て団地の間を走っていると雨が降ってきて、昨日と同じく雨に濡れて帰宅。
The Velvet Underground『The Velvet Underground & Nico』を聴きながら走る。
ニコ(Nico)の次のアルバム『チェルシー・ガール』は友達が二〇年前うちに遊びに来たときよくかけていたので耳に馴染んでいたし好きだった。
『The Velvet Underground & Nico』はそれから一〇年以上経って初めて聴いた。
『チェルシー・ガール』より断然ロック寄り。最初は『チェルシー・ガール』のほうが聴きやすかったけれど、このアルバムも繰り返し聴くうち耳に馴染んでいった。
やる気あるのかないのかわからないボーカルのニコがよい。

二一時頃まで作業、二三時まで読書してから就寝。
　

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六時起床、すぐに行動に移ることができず、ぼんやりしている。

八時より公園を四二分ジョギング。
空は白色、雨で濡れて樹々の輪郭線がはっきりしなくけぶっている。
Traffic『Mr. Fantasy』を聴きながら走る。
スティーヴン・ウィンウッド（ヴォーカル、ピアノ、オルガン、ギター……）は若干一九歳！
自信に満ちあふれている。アバンギャルドぽくもあるんだけどプログレっぽくもあり、タイムマシンで未来をのぞき見たような……このアルバム時点からの未来で華ひらくロックの要素がこれでもかと詰め込まれている。
これで破綻せずにロックとしてちゃんと成り立っているから、天は二物以上与え過ぎ！　
他の人類とバランス取るためせめてウィンウッド氏はワキガであってほしい。

午前中、一週間に一度の大掃除……部屋を片付けている最中に昼食の時間。
何とか片付け終わって、午後から仕事を始める。
すぐにタイムアウト。
一六時に中断して外出、クロッキー会に向かう。
外に出るとパラパラと雨がふり始めている。
新大塚の図書館、四谷の図書館に寄ってから歩いて四谷三丁目へ移動。

四谷デッサン会に参加。
二一時に会場を出て帰宅、駅の外に出ると本格的に雨が降り始めている。

疲れていたので、何もせず布団に潜り込む。
午前〇時就寝。
　

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今日も頑張って六時起床。
ぼんやり仕事部屋に入って、パソコンでネットを見てしまって無為に時間が過ぎてしまい、
「これはいかん！」
頭を切り替えるため外へ走りに出る。

六時四二分より公園を四九分ジョギング。
真っ白な雲に覆われ無表情な空。
昨夜帰宅時の雨は明け方まで続いていたみたいで、舗道を走ると水しぶきが飛び散る。
寒くはないけれど、夏らしくない。
森の中を走っているとニイニイゼミの鳴き声がそこかしこで響いていて、夏っぽくないのに夏は近づきつつあることを少し実感。
Buffalo Springfield『Buffalo Springfield Again』を聴きながら走る。
曲によってフォークだったりプログレだったり雰囲気が違いすぎて……バラバラに聴いたら同じバンドだと絶対に気づかない自信がある。
ところで僕は洋楽知らずなので、バッファロー・スプリングフィールドにニール・ヤングが参加している……という記事を読んで初めて自分がニルヴァーナとニール・ヤングがごっちゃになってたことに気づく。ニール・ヴァーナだと思っていたんだな〜これが!!

帰宅して単行本企画漫画のネーム作業。
昼過ぎ、選挙に行く。
小学校の体育館にまばらに人が集まっている。
熱気は低い。

帰宅してまた仕事、夕方から雨が降ってくる。
今月に入ってから一日晴れだった記憶がない！
二一時から読書、二三時就寝。
　

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六時起床。
今日も早起きして走りに出ようと外を見たら小雨が降っていたので、断念。

朝八時から部屋にこもって仕事。
昼過ぎ、雨がやんだので走りに出る。

一四時五三分より公園を四三分ジョギング。
昨日の朝はニイニイゼミしか鳴いてなかったけど、今日の午後からアブラゼミがちらほら鳴くようになって、夏っぽくないのに夏は少しずつ近づきつつあることを少し実感、そう、映画の『イット・フォローズ』のように……「それ」はどこまでも追いかけてくる。

ここ数日、空が雲に覆われ真っ白で無表情。
空って全面同じ色じゃない。
深い群青から地平線上は白く霞んでいたり、ところどころ雲が浮かび、朝夕は赤から紺碧そして黒へドラマチックに変化しいろんな表情があるのに……こんな真っ白な空だと気持ちが沈むばかり。
Jimi Hendrix『Are You Experienced』を聴きながら走る。
中崎タツヤ氏のギャグ漫画『じみへん』は知っていたけど、元祖じみへんのジミ・ヘンドリックスを初めて聴いた。
思っていたのと違ってブルース系だったので「アフリカ系？」と思って検索するとアフロ頭の黒人だった。アクロバテイックかつザラザラした音で全然思っていたのと違って……とよく考えると僕の思っていたイメージは全て中崎タツヤ氏の『じみへん』に引っ張られていて、中崎タツヤ氏の描く短髪の中年男が「失敗したけど誰も気づかなかったらいいか」と冷や汗を垂らしながら拙く演奏しているようなのを僕は思っていたのだ。
そういうイメージを全部吹き飛ばすほど、パワフルな演奏だった。もうこれは現代のロックと言っても過言ではない……というか現代のロックの目標の一つがジミ・ヘンドリックスなのだろう。

帰宅して仕事の続き。
一八時半頃外出、近所の回転寿司店で夕食。
二〇時前帰宅、そのあと何も集中できずダラダラ時間を過ごして午前〇時過ぎ就寝。
　

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昨日は最後のほうに仕事に飽きてしまって集中できなくなり、ダラダラ過ごして遅くに寝てしまって朝寝坊の七時起床。

窓の外は雨が降ったりやんだり。
起きてもなかなか頭を切り替えることが出来ず、ダラダラ過ごしてしまい、一〇時頃ようやく仕事を始める。

雨がやんだ頃合いを見計らって、一一時半に駅前のショッピングモールにで買い物。
帰宅すると正午過ぎ、見上げると雲が薄くなり太陽の輪郭線がぼんやり見えている。
いきなり暑くなってくる。
帰りに公園の前を通るとアブラゼミが、クマゼミが、ミンミンゼミの鳴き声がそこかしこから響いている。
ただしまだ本調子ではない。

午後は部屋のあまりの暑さに上半身ハダカで仕事。
身体が臭くなってきたのでシャワーを浴びたら少しスッキリ。
ぶっ通しで仕事を続け、眠くなってきたので二三時過ぎ就寝。
　

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昨日は早めに寝たのに何故か目覚めが悪く、朝寝坊の八時起床。
九時間寝てしまった。
外は相変わらずはっきりしない天気。

九時過ぎ外出、
朝から自転車で複数の区をまたぎ三〇キロ移動、四つの図書館で返却貸し出し。
僕は外出するときはいつも目的地の場所だけ確認し、地図も見ず知らない道を走るようにしている。
「うわ〜この家いいな〜住んでみたいな〜でも駅から遠いし別に羨ましくはないわ！」
今日も思ったり思わなかったり。
最初は灰色のドンヨリとした空だったけど、走っているうちに晴れ上がってくる。

一一時過ぎ帰宅、昼食後、資料を読んでから単行本企画漫画のネーム作業。
洗濯物と布団を干したら、突然の通り雨で慌てて取り込んだり、慌ただしい。
ようやく作業に集中し始めたら一七時の夕食の時間。
二三時半まで作業して、布団に潜り込む。
　

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今日は暑さで朝五時過ぎに目覚め、そのまま眠れなくなって走りに出る。

六時三〇分より公園を五〇分ジョギング。
朝五時で二五度、地面から熱気が上がってくる。
一ヶ月ぶりの雲ひとつない綺麗な青空。
公園の森の中を気持ちよく走る。
もうこんな時間からセミが鳴きだし、ああ夏休みっぽい！

Jefferson Airplane『Surrealistic Pillow』を聴きながら走る。
ボーカルにグレイス・スリックが加入した直後のアルバム。
二曲めの「Somebody To Love」のパンチの効いた女性ボーカルは素晴らしい。
松任谷由実が「グレイス・スリックの肖像」と題した切ない曲を歌っている。

♪「私を忘れてからもうどれくらいたちますか」
少し悲しげにつぶやく 写真のグレイス
彼女の長い髪と激しい歌が好きでした
いつしか棚の片隅に眠ったアイドル

一九六七年『Surrealistic Pillow』から一九八一年『昨晩お会いしましょう』（松任谷由実）までのたった一四年で、グレイスってそんな過去の悲しい思い出の象徴になっているのか。
と、今日初めてグレイスを聴いてから、「グレイス・スリックの肖像」収録の『昨晩お会いしましょう』（松任谷由実）が好きだった三〇年前の自分に思いを馳せる、時間が行ったり来たり現象。

ジョギングしてしばらく経ったら眠くなって来たので九時から一時間ぐらい仮眠。
寝ている最中に編集者Ｎさんから電話。
「ネーム面白いです！」
とのこと、少し嬉しい。

今日は久しぶりに朝から何もないので、部屋を片付けたり実家へ帰るため荷物の用意をしたり洗濯物を干したり。
昼前に駅前のショッピングモールに買い物に出たら暑いこと暑いこと……
帰宅して家の近所のマクドで昼食を買ってくる。
また昼過ぎ、業務スーパーで買い物。
暑い暑い！

帰宅してシャワーを浴びたら少しましになる。
部屋を片付けたり荷物を用意したりの続き。

せっかく、夏に合わせてシーツやタオルケットを洗って干したのに、（布団もほした）いきなりの通り雨で湿ってしまう。

夕方、駅前のＡＴＭでお金を振り込み、ついでに公園前図書館で本を借りてくる。
その時点で一七時。ああつかれた。

久しぶりに楽天で買い物したら鬼のように楽天からメールが届いて
「ああそうだった！」
と思い出し、鬼のように連打して目の届く限り配信停止したけれど、まだ送られてくる。
送られてきては配信停止！　ああまだ送られてくる！　……繰り返し。
こんなん楽天に殺意抱くだけなのに楽天って心底馬鹿？

ＤＶＤで映画鑑賞『女王陛下のお気に入り』
読書してから二三時就寝。
　

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六時起床。

六時一五分より公園を五三分ジョギング。
雨上がりの朝、朝日に照らされ濡れた地面が光っている。
公園から帰る途中、脱皮中のセミを発見。
今年の夏はしょっぱなから幸先いい！
風でゆらゆら揺れるその神々しさ……初めて天使のヴィジュアルを思いついた人は、これでインスピレーション受けたのではないのだろうか。

Cream『Disraeli Gears』を聴きながら走る。
「Sunshine Of Your Love」のイントロは有名過ぎ。音楽知らずの僕でもさすがに知っていた。
エリック・クラプトンのギターは本当に独特。時折ホーミーみたいに、低くくぐもった音とかん高い音が二種類同時に聴こえてきたり。
サイケデリックっぽい、♪ほあんほあん〜と抜けた音は吉本新喜劇テーマ曲の♪ふんわかふっかふんわかふんわかを連想させる。そんな連想は当のエリック・クラプトンは怒りそうだけど。

朝から絵の下描き作業に入るつもりが、身の回りの片付け、荷物の用意で精一杯。
一五時半外出、実家へ送る荷物を郵便局へ出しに行ってから、新大塚と四谷の図書館で本の貸し出し返却、歩いて四谷デッサン会会場へ向かう。
途中、公園で自分で作った弁当を食べている。
台風が近づいて巻き起こった風で帽子や包装が吹き飛ばされていくのを必死に追いかける。

一八時より四谷デッサン会に参加。
調子が悪くてあまりうまく描けなかった……と言いつつ、それがいつものことだから調子が悪い（下手な）のが実はデフォルト。
友達のＴさんが来ていたので、四谷三丁目駅前まで一緒に歩く。
最寄り駅から出ると、雨が降り始めている。
二二時帰宅、だらだら過ごしてしまい午前〇時前就寝。
　

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八時起床。
雨はやんでいる。
朝食、身の回りの用意をして九時過ぎに家を出る。

東京大阪間を青春一八きっぷを使って年三回、鈍行で往復している。
もう二〇年め。
途中、まどろみながら窓の外を見たら見覚えのない風景だったので寝過ごしに気づき北鎌倉で慌てて乗り換え。
こんだけ東海道線を行き来していたら風景を見て自分が何処にいるのか大体わかる。
移動中、読書とゲームを交互に繰り返している。

この数年、3DSのゲームを移動中つねにプレイしている。
今は『ゼノブレイド』をプレイ中。
画面の小ささ（自分が何処にいるのか把握しにくい）と映像がしょぼいこと以外は満足。

二〇時前、実家到着。

実家で仕事するため置いているトレース台(一五年前に購入)が、二年ぐらい前から調子が悪くなったので修理に出そうかと調べてみたら、一回り大きくて薄さ半分ぐらいで明るさ調整できる高性能なのが三〇〇〇円台で仰天！
Amazonで購入したけれど、一五年前は一〇倍近い値段だった。

今どきの机周り（画材文房具）のガジェットの進化には驚く。
壊れて買い換えるまでの間に激安で性能が遥かに上のものが出ていて、学生の頃ならあるいは上京したての頃なら我慢して使っていたことが、我慢すること自体が非効率になるぐらいで……文明の発達と倹約は結びつきにくい。

疲れ切っていたので、何もすることなく二三時頃就寝。
　

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六時起床。
ジョギングに出ようとしたらiPod nanoがない。

実家に帰っていきなりの無くしもの、「この家には泥棒がいる！」と大騒ぎ
「あ〜もうケチつけられた！　ジョギングに行けない！」
とふてくされた挙げ句……リビングのソファーの下からiPod nanoがひょっこり。

これはおそらく、タイムマシンを用いた殺人事件が過去に起こった結果だろう。
iPod nanoを発明した博士が殺されたり殺されなかったりの揺らぎで起きたＳＦ的現象。

忘れ物がひと一〇倍ぐらい多いけれど、日常生活を工夫して激減した。この一〇年で落とした携帯電話がたった二台だよ!?　いや三台だったかな。
ピークの二〇〇三年は一ヶ月一台のペースで無くしていたから、今がすごすぎる。人間って成長するんだな。

午前から、明日搬入予定のグループ展のため絵を描き始める。
体調がよろしくなく、集中できず苦しい。

昨日の帰りの電車から頭痛がひどくて痛み止めを飲んでやり過ごしていたのだが、一日過ぎてもまだ頭が痛い。夏バテだろうか。
横になりながら関西はクマゼミがうるさいことを思い出したシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン!!

夕方、母のウォーキングについていく。
歩くたびに近隣の変貌ぶりに驚く。

何とか下描きを完成させたが、夕食後一九時、ペン入れに入る直前に眠気に襲われダウン。
午前二時に目を覚ましペン入れを始めるけれど、体調が万全でなく目眩で作業に集中できない。
一時間ほどで再びダウン。
　

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八時起床。

ようやく頭痛やだるさが消えたので、ペン画の続き。
ぶっ通しで八時間、完成させてグループ展に搬入。
額装して京都へ向かう。
駅から地上に出て、京都の暑さに白目を剥く。
ガンガンに熱せられた岩の上を歩いているみたいだ。

京都の友達のグループ展に搬入したら、先週友達のギャラリーに東京から取材が入って、取材に来たのが僕の知り合いのライターで、僕の悪口や個人情報を友達にさんざ吹き込んでいったことを知る。
世界の狭さを思い知ると当時に、人の悪意って底知れない……と実感。
本人が気づいていない（？）からたちが悪い。

帰宅、高槻駅で降りてまた暑さにぐんにょり。
大阪と京都の暑さは東京都は質が違うような気がする。
大阪から京都まで自転車で往復して大学に通っていたなんて、あのころの僕は頭おかしい。
夏なんか死ぬやろ。
大学一年のとき自転車で帰宅途中、突然の夕立に雨を避けようと竹やぶの中で立っていた記憶があるけれど、あれはちょっとしたセルフおばけだ。

夕食後、実家の自室でぼんやりしていると、窓の外でブロンブロンブロンブロン！
大阪では暴走族がまだ現役で走ってる。
特攻服でニケツしてエンジンふかして行ったり来たり、実家前の道路は今日も大騒ぎ。

そういや僕の中学卒業式は近所の暴走族「夜桜会」のリーダーがマイク奪って暴れていた……そんなことなどを思い出し感慨にふけっていると、サイレンが聴こえてきて、スピーカーから
「救急車が右に曲がります！」の警告。
上から見ていると、暴走族は礼儀正しく止まってよけていた。
そこは遵法意識があるねんな。

二二時就寝。
　

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