日別アーカイブ: 2018年9月29日

【日記】18年09月29日(土) 体重65.7kg

今日も続けて朝寝坊の九時起床。
天気予報通り、外は雨が降っている。
午前中はボーッとしているだけで何も手につかず。
午後、部屋片付けをして気分転換、ようやくエンジンがかかり始める。
絵画制作、ペン入れ。


一六時に雨の中外出。
新大塚の図書館に寄ってから、四谷図書館に寄り、一八時から四谷デッサン会に参加。
受験や学校の授業じゃないんだからもっと自由に描かなきゃ、と思ってるんだけど……頭が切り替わらず固い絵になってしまう。
二二時に帰宅。
遅めの夕食をとってから二三時に布団に入るが、眠ることができない。
結局、仕事部屋に戻り三時過ぎまで絵を描いている。
 

この日ほか記事一覧


【本:漫画】ほしよりこ「逢沢りく(上下)」

電車の中で読んでたけどラストで泣いて泣いて……今日新宿御苑駅で泣きながら降りたキモいおっさんが僕です。
デトックスみたいに泣いたから僕も主人公みたいに感情の殻を破ることができたらいいなあ。
今日読み返してまた泣いた。こういうのに最近弱い。
主人公の気持ちや感情を直接的な言葉で表現することなく、その向こうにある言語化しにくいかたまりのようなものを読者に伝えているすごさ。
この表現は漫画にしかできないことだし、逆に凡百の漫画を超える圧倒的な表現力。

【本:漫画】三浦建太郎『ベルセルク(40)』

一〇年位前から三浦氏は全盛期のようなハッチングを繰り返してベタに至るような描き込みができなくなってきて、全体的に画面がグレーっぽくなっている。

三五歳前後から人間は筆圧が下がり老眼になり体力が落ちて絵を描くのに時間がかかるようになる。
老化によるクオリティの低下を解決するためベテラン漫画家がデジタル導入するケースが増えていて、だからこの漫画のデジタル化は時間の問題と思っていたけれど……この漫画にとってこれが吉と出るか凶と出るか。
短期的にはまだデジタルを使いこなしているとは言えずやや寂しい出来だけれど、長期スパンだと新しい画材の技法的探求が漫画を描き続けるモチベーションに繋がるかもしれず、やや疲れが見えるベルセルクがまた盛り上がる展開になることを、ものすごく引いた場所から期待している(俺何様?)。