日別アーカイブ: 2018年5月7日

【本】門井慶喜『銀河鉄道の父』

宮沢賢治の父親を描いたものって珍しい。妹のトシは賢治の詩「永訣の朝」から、弟の宮澤清六は著作の「兄のトランク」(解説によると清六は『未来少年コナン』が好きだったという。)を通して知っていたけれど、父親については何も知らなかった。

『銀河鉄道の夜』は上京してすぐ、近所の古本屋で三冊一〇〇円のセールで遠藤周作井上ひさしとまとめて買った。それまで教科書レベルでしか読んだことがなかったが、『銀河鉄道の夜』は僕にとって掘り出し物で何度も読み返し読み返すたびに泣いてしまう大切な本になった。三三円だったのに。

門井慶喜氏の本でまた興味が湧いてきたので、今度はちゃんと全集で読もうかな、と思う。まあこんなの思いつきだから明日になれば忘れているかもしれないけれど。

僕にとってのコナンは名探偵コナンでもコナン・ドイルでもコナン・ザ・グレートでもなく未来少年コナンだ。もちろん猫にコナンでもない。

【映画】『レッド・ドーン』

北朝鮮がアメリカを占領する映画。山に逃げた子どもたちがレジスタンスに立ち上がる。
あらすじだけ聞くと馬鹿みたいだが意外とよく出来ていてビックリだ。キャラもちゃんと描けているし葛藤もある。なのに敵が北朝鮮というだけでバカっぽくなる。

キャストも豪華。主人公は『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワース。この映画はアベンジャーズが大ヒットした年に公開されている。旬だ。クリスは休暇中に故郷に戻った軍人で、子どもたちを率いるリーダーとして厳しい選択を迫られる。渋い役割。なのに敵が北朝鮮というだけでバカっぽくなる。

そもそもがジョン・ミリアスの映画『若き勇者たち』のリメイクだったのか。一九八四年当時はソ連を中心とした共産勢力がアメリカを攻撃することにリアリティがあったけど、今作はよりによって北朝鮮だからな。問題あったにしろ悪役を中国から北朝鮮に作り直すぐらいだったら破棄したらよかったのに。

【日記】18年05月07日(月) 体重66.7kg

鼻が詰まって熟睡できない。
深夜何度か窒息しそうになって目を覚る。
目覚ましに起こされ六時に布団から出るも、アレルギー薬の副作用の強い眠気で動くことができず、机にうつ伏したまま七時半まで眠っている。

冷蔵庫の中が空っぽなので、九時過ぎ、郵便を出しに行くついでに業務スーパーへ買い物に行く。
野菜中心に購入して帰宅。

帰宅して鼻がムズムズ、ズルズル。
午後から漫画のネーム。
外は雨が降ったりやんだり。
ちょっと窓を開けると鼻がムズムズ。
くしゃみが止まらないので夕方アレルギー薬を飲む。

夕食後、動画配信サイトで映画鑑賞。
『レッド・ドーン』

さらに寝る前に読書。
門井慶喜『銀河鉄道の父』を読了。

二二時就寝。
 

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