日別アーカイブ: 2017年3月19日

【日記】17年03月19日(日) 体重64.8kg

目覚めると僕のベッドの横の床で、実家に出張で帰っている弟が寝ている。
弟に気を遣って何もせずベッドの上でボーッとしていると眠くなって二度寝してしまい、一〇時起床。
弟は仕事に出てしまった。

リビングに降りて●に話しかけるが、目も合わせてくれない。返事もない。
肩を叩いたりして声をかけるが、お腹の痛みで硬直したまま表情を動かさない。
硬く眉間に刻まれたしわをよく見ると震えている。
「何かしたいことがある?」
「してほしいことは?」
反応がない。痛みに意識が支配されて考えることができないみたいだ。
あれだけ感情豊かだった●が会うたびに人間性を削ぎ落とされしまって、見るのがつらい。

夕方、仕事に出ていた弟が荷物を取るついでにまた実家に寄る。
そのついでに弟と話す。
●のこと、両親のことなど自分が育った家庭のこと、恨んでいるかと思ったらそうでもないようで、
「こいつ、俺より人間で来ているな」
恨み節だよ人生は♪であるところの僕(兄)よりよっぽど人間ができていて感心する。
夕食を一緒に食べてから弟は家族の待つ自宅に戻る。

●は朝から呼吸することが苦しくなったようで言葉を発することすら出来なくなった。
身振り手振りで「胸が苦しい」「息ができない」と訴え、家族総出で胸や背中をさすっているが何の改善も見られない。
母はとうとう怒り出して「ちゃんと言え」と怒鳴りつける。
すると●はメモ帳に「いたい」と書く。
「痛いのはわかってんねん! どうしてほしいねん!」
●はこわばったような表情、ずっと背を曲げて胸を腹を押さえて泣いている。

見ていられず自室に移動。
DVDで映画鑑賞、なかなか集中できない。
二二時半ようやく鑑賞を終えて読書、やっぱり本にも集中できない。
内容が頭のなかに入ってこない。
午前〇時就寝。
 

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