五時起床。
外は真っ暗、すっかり夏の気配が消えている。
寝室から仕事部屋へ移動した後もしばらく動くことができず机の前でぼーっとしている。
三〇分ほど経ってシャワーを浴びに行く。
六時二分より公園を四三分ジョギング。
ひんやりとした空気、日差しはまだ夏の残滓が残っている。
Mahavishnu Orchestraのアルバム『Apocalypse』を聴きながら走る。
タイトルのアポカリプス（黙示録）っぽくなく、美しい旋律、早朝の緑にふさわしい。
帰宅して昨日の原稿の下描きの続き。
昼前に編集者から電話がかかってきて、僕が送ったメールをまだ確認してないとのこと。
確認してもらってネームの修正のやり取りを行う。
午後から下描き。
曇りがちなのに徐々に気温が上がっていき、最後は半裸で仕事をしている。
夕方、駅前のＡＴＭにお金を下ろしに行く。
外は湿度が高く、どんよりと暖かい。
二一時過ぎまで仕事、寝室に移動し読書してから二三時就寝。
朝、寝苦しさに耐え切れず三時半起床。
目が冴えてしまったので、机に向かい昨日の漫画下描きの続きを始める。
五時半より公園を三八分ジョギング。
走っているうちに暑くなる。
休日だからか多くの人が走っている。
今日は気持ちよく走ることができた。
起きてすぐに走っても朦朧としているし速度は出ないが、起きてしばらく経って完全に目が覚めている状態だと思い切り走ることができて気持ちいい。
そもそも起き抜けはつねに鬱で、何もやりたくない。
やりたくないことをやらされている気分になってしまう。
Mahavishnu Orchestraのアルバム『The Inner Mounting Flame』を聴きながら走る。
ピアノの旋律が美しい。
朝日の美しさと相まって涙が出そうになる。
帰宅して食事するとさすがに眠気に襲われ、一時間ほど仮眠。
起きてまた作業の続き。
一五時に作業を終わらせ、外出する用意を始める。
一六時過ぎに外出。
新大塚の図書館で本の貸出、ひどい腹痛、駅のトイレに駆けこむ。
四谷三丁目駅下車、一八時から四谷デッサン会でクロッキー。
二一時会場を出ると霧状の雨が降っている。
二二時帰宅、二三時就寝。
天気予報通り台風が来たようで、外は激しい雨が降っている。
定刻の五時に起きるのが面倒臭くて、布団に潜ったまま……七時起床。
しばらく時間が経つと空に晴れ間が広がる。
ギリギリまで躊躇していたが、夏も最後だしやっぱり今日から旅に出ることにする。
荷物を用意して九時過ぎ家を出る。
青春一八切符でひたすら東北を目指す。
東京から離れていくに連れ、車窓から見える空の雲の割合が増えていく。
郡山周辺からポツポツ雨が降り始める。
一五時前に福島で降りると、台風の影響で東北本線が止まっている。
駅員に聞くと、二〇時までには復旧するとのこと、仕方なく福島で待つことにする。
待合室で本を読み終わるが、電車はまだ動かない。
駅前を散策することにする。
駅近くのラーメン屋さんに入る。
店員さんは一人（客も僕一人）だが、なぜかめっちゃテンパっている。
どれぐらいかというと、
客が食べている最中に間違って電気を全部消す、
携帯電話手に店の外に飛び出してしまう、
さいご支払いのとき「何食べましたっけ？」ときたもんだ。
夕食後、福島駅に戻って駅員に聞くと、今日は東北本線は動かないとと告げられる。
直前に仙台のカプセルホテルに予約してしまっていたので、仕方なく新幹線で仙台まで移動する本末転倒。
福島まで二二〇〇円なのにそこから二駅先の仙台までが三〇〇〇円強！
仙台駅から地下鉄を乗り継ぎ、外に出るとひどいどしゃ降り。
泊まる予定のホテルへ向かう途中で、足元はびしょ濡れ。
タバコのにおい立ち込める古いカプセルホテル。
二三時就寝するが寒さに眠れずずっとうつらうつらしている。
四時四五分起床。
五時一五分にカプセルホテルを出て、仙台駅へ向かう。
秋の匂い漂う朝の舗道を歩く。
雨に濡れたアスファルト、頭上には澄んだ青空の手前に切れ切れになった雲がかろうじて残っている。
仙台から始発に乗り、小牛田へ。
小牛田から前谷地ヘ向かい、そこから気仙沼線に乗車……といってもバス。
バスに揺られ二時間半かけ気仙沼駅へ向かう。
掘り返したばかりの地面、仮設の建物が目立つ。
通常の道路、元鉄路をアスファルトで埋め立てた舗道を走る。
仮設でないバス専用の駅舎を見ると、もう鉄道に戻ることはないのだな、とさみしい気持ちになる。
二〇〇〇年に上京した翌年に人生初の東北旅行で訪れた記憶がよみがえる。
一〇時過ぎ気仙沼に到着、駅前の観光所で自転車を借りて街をひとまわりする。
港周辺は古い建物の一階部分が傷だらけになっていて、震災の津波被害を想像させる。
そうでなければ一階部分だけ改築されていたり、建物自体が真新しかったり。
気仙沼市魚市場を見学してから、港前の新しい建物の店で海鮮丼を食べる。
観光客はまばら。
一二時過ぎの電車で出発、東北本線を経由して仙石線の苦竹で下車。
駅近く住宅地のゲストハウスにチェックイン。
外を散歩すると蝉の声が聞こえない、もうすっかり東北は秋だ。
二三時就寝、ベッドの下で寝ている人の常軌を逸したイビキで眠ることができない。
定刻の五時に起きることができず、七時半起床。
一週間仕事にかかりっきりだったうえ、そのまま旅行に出たので部屋は散らかり放題。
部屋と平行し、同じく散らかり放題のクローゼットも片付け始める。
なかなかに鬱がひどく、作業スピードが徐々に鈍化していく。
最後には身動きができなくなり、椅子に座ったまま、乱雑にものがぶちまけられた部屋をぼんやりと眺めている。
カフェインを飲んだりコーヒーを飲んだり脳にエンジンをかけ、外出する直前に何とか部屋を片付け終える。
一六時前に家を出て三鷹のクロッキー会へ。
小雨がぱらついているため、電車で向かう。
一七時半から二〇時まで。
今日は二〇人近い人が参加していた。
懇親会に参加、二三時過ぎに会場を出て、午前〇時過ぎに帰宅。
午前〇時半就寝。
六時起床。
七時四五分より公園を三七分ジョギング。
曇り空、ちょうどいい気温、出社通学途中の人々とすれ違う。
Mahavishnu Orchestraのアルバム『Apocalypse』を聴きながら走る。
美しい旋律、朝にこのアルバムはハマりすぎて泣きそうになる。
先週ぶんのたまった日記を書き、業務スーパーへ買い物に行き、クイズのラフ案を考える。
夕方に家を出て新大塚の図書館に寄ったあと、一七時より神田の某専門学校でクロッキー会に参加。
二〇時会場を出て二一時帰宅。
3DSソフト『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』いちおうのラスボスを倒しいったんクリアする。
二二時半就寝。
五時起床。
寒い、外は雨で地面が濡れている。
七時一九分より公園を三九分ジョギング。
完全に秋の香りのする公園を走る。
少し寂しさがこみ上げてくる。
Mahavishnu Orchestraのアルバム『Birds Of Fire』を聴きながら走る。
ジャズ寄りの傾向が強くなった印象。
打楽器の主張が強い。
ユナイテッド・シネマとしまえんで映画鑑賞
一四時前に家を出ると、小雨がぱらついている。
一四時一五分より『君の名は』
一五時二〇分より『『ミュータント・ニンジャ・タートルズ：影＜シャドウズ＞』
一八時過ぎに会場を出ると、雨はやんでいて雲間から暗い夜空が見えている。
ニンジャ・タートルズが食べていたピザがあまりにもおいしそうだったので、駅前ショッピングモールのピザ屋に寄る。
西友で買い物してから帰宅。
少し仕事してから二一時半就寝。
六時起床。
雨が降っていたのでジョギングに出ることができなかった。
今月に入ってから雨続きで運動不足、体重が一キロ増えてしまった。
朝八時過ぎに家を出て、練馬の耳鼻科へ。
一一時半に診察が終わったのち新大塚の図書館に寄ってから日比谷へ向かう。
一三時から試写会で映画鑑賞。
『何者』
一四時半に会場を出て帰路につく。
最寄りの駅を出るとまだ雨が降っている。
帰宅した後ずっと部屋にこもり漫画の下描きを描いている。
二一時過ぎに仕事部屋を出て寝室へ。
布団に入っても熟睡できず、まどろみながらずっと寝返りを打ち続けている。
掛け布団が薄く寒さで何度も目覚める。
もう完全に秋になったのだろうか、少しさみしい。
六時起床。
ずっと雨続きだったので、起きて窓の外の地面が濡れてなく青空が見えるだけでも嬉しい。
起きてすぐ漫画の下描き作業をギリギリまで続ける。
一〇時半に外出、東京ビッグサイトへ向かう。
ゆりかもめで国際展示場正門駅で下車、とりあえず駅近くのマクドで昼食。
ビッグサイトを訪れるのは二〇〇七年以来。
「東京国際ブックフェア」に入場。
何も買わないつもりだったけれども、観てまわるうちついつい出版社のプレミアＴシャツを買ってしまう。
一三時半よりビッグサイト近くの喫茶店で読書会。
課題図書はボルヘス『伝奇集』。
一五時半に会場を出て、一七時半より三鷹のクロッキー会に参加。
クロッキーのあと懇親会に参加、二二時に会場を出て二三時に帰宅、午前〇時に就寝。
六時起床。
七時五五分より公園を三八分ジョギング。
朝から晴れていたので二週間ぶりにジョギング。
まだ八時だが走っているうちに暑さで汗まみれびしょ濡れ。
Mahavishnu Orchestraのアルバム『Between Nothingness & Eternity』を聴きながら走る。
ライブなのにスタジオ録音のような整った美しい演奏。
打楽器が心地良い。
朝九時に近所の市場へ買い物、それから部屋にこもり漫画の下描き。
一六時前に外出、九段下の某専門学校で一七時からクロッキー会に参加。
二〇時に会場を出て二一時に帰宅、遅めの夕食。
二二時前に寝室に移動して読書、二三時就寝。
五時に起きるつもりで目覚ましをセットしていたのだが、疲れが溜まっていたため起きることができず六時半起床。
外は明るいけれど完全に晴れているわけではない。
薄い雲が天を覆い、日光がほんのり白く地面を照らしている。
昨晩遅くに降った雨で濡れたアスファルトが黒く光っている。
いちにち部屋にこもり漫画の下描き。
一五時二〇分より公園を二五分ジョギング。
公園前図書館に寄ったついでに走る。
外回り、林の未舗装道を走る。
昨晩の雨でぬかるんだ地面から立ち上がる湿った匂いが、夏でなく秋の
MIAのアルバム『Transparencias』を聴きながら走る。
鍵盤楽器の迫力すごい。
たしかにプログレとしか言いようのない作風であるにも関わらず。欧米と独自の方向へ進化している。
ジョギングのあとドラッグストアと業務スーパーで買い物して帰宅。
一九時に寝室に移動しＤＶＤで映画鑑賞、読書して二二時過ぎ就寝。