五時、揺れる夜行バスの中で目覚める。
前の席が近すぎて足を伸ばすことができず、ずっと縮こまっているため身体の節々が痛い。
五時二〇分頃、京都駅前で降りる。
真っ暗、冷たい雨が降っている。
ＪＲの高槻駅下車、小雨がぱらつくなか実家へ。
僕の部屋で弟が起きていて仕事をしている。
久しぶりに会った僕の弟、頭がハゲテタ！
僕も弟の横でペン画の続き。
弟は九時頃、仕事に出る。
僕はずっとペン入れ。
一一時過ぎ、ガス会社に務めている中学のときの同級生と二〇年ぶりに会う。
（僕の実家のガス工事の件で来ていた）
僕を見て、
「肥えたな〜ほんま肥えたな〜街で会ってもわからへんわ〜」
ジャバ・ザ・ハットみたく言う。
これから終戦直後なみのカロリー摂取量にして一〇キロ痩せようと心に誓った。
ペン画をどこまで仕上げればいいのかわからなくなってきたのでいったん終了させ、一七時に絵の展示場へ向かう。
阪急高槻市駅の改札口前で人だかり。
相川と正雀間の踏切で人身事故があり運行できず、ＪＲで振替輸送するとのこと。
ＪＲ高槻駅へ歩いていきＪＲの新快速で大阪へ、大阪からは阪急梅田駅から神戸線で塚口に向かう。
展示場は駅から五分ぐらいの場所のバー、搬入時間の一八時から一五分遅れて到着。
バーの中にはグループ展を企画した大学の後輩である画家近藤宗臣がいた。
明日から始まる夢野久作トリビュート展 「ユメノ狂界」の搬入を手伝う。
二〇時過ぎ、阪急電車で帰宅。
まだダイヤは乱れている。
二一時期帰宅、軽く食事して二三時就寝。
