月別アーカイブ: 2015年12月

【日記】15年12月23日(水) 体重58.4kg

五時起床。

七時一〇分より公園を三八分ジョギング。
灰色の曇り空、爽快感は晴天より劣る。
悲しい寒さ、陰気に冷える。
Gentle Giantのアルバム『In A Glass House』を聴きながら走る。

仕事部屋でずっと漫画を描くことができて、今日はそれなりに充実した印象。
二一時寝室に移動し本を読んでいる間に眠くなってきて、二二時就寝。

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【日記】15年12月24日(木) 体重58.7kg

眠りが浅く、何度も悪夢から目覚める。
そのたびに汗びっしょり不安で動機が激しく眠れず布団の中でもがいている。
五時起床。

一一時一四分より公園を三八分ジョギング。
暑い。明るい。眩しい。汗ばむ。輝いている。
Gentle Giantのアルバム『Octopus』を聴きながら走る。
去年聞いたときはあまり印象に残らなかったのだが、今回聴くといい塩梅。
繰り返し聴くことで慣れてきて、その慣れが好きにつながっていくのだろうか。
音楽や絵などの好みは繰り返し慣れ親しむことで、より好きになる方に振れていくように思える。

昼食を食べずに家を出て、一四時に浅草でMさんと待ち合わせ。
浅草寺周辺をブラブラしながら食べ歩き。
どじょう鍋、モツ煮込み、もんじゃ焼きなど浅草を満喫。
二〇時解散、二一時過ぎ帰宅。
酔いはとっくに覚めていたが、布団に入った後も神経が高ぶっていてなかなか眠れず二三時半就寝。

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【本:漫画】ヒガアロハ『しろくまカフェ(1~2)』

この手の漫画ならもっとデフォルメ方向に寄せそうなものなのになぜかリアル路線。
なのに怖くない、そのバランスが抜群に上手い。ギャグ自体はほのぼのとしたもの。
これも読み手を考えると抜群のバランス。
職人芸を見せてもらった。

【日記】15年12月25日(金) 体重59.4kg

六時半時起床。
昨日アルコールを飲んだせいか、定刻に目覚めることができず朝寝坊。
少し体調が悪い。体の節々が痛い。
午前中一〇時に家を出て、散髪屋で髪を切り、駅前のショッピングモールでケーキを買い、業務スーパーで食材を買い、帰宅するともう昼食の時間。
一五時過ぎから読書、円城塔『プロローグ』を読み始める。
体調が悪く何度も睡魔に襲われ集中できない。
就寝時間直前までかかってようやく読了、そして意味がさっぱりわからない!

二三時就寝。

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【日記】15年12月26日(土) 体重58.8kg

眠りがじゅうぶんでなく定刻に起きることができず八時起床。
経験上、睡眠がおおめに必要な体質みたいなので六時間ではきつい。

一一時一〇分より公園を四〇分ジョギング。
昼近くの晴天は汗ばむほど、走っていると暖かいというより暑い。
Goblinのアルバム『Suspiria』を聴きながら走る。

漫画のネームを切っているだけで一日が終わる。
二二時半就寝。

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【日記】15年12月27日(日) 体重58.7kg

五時起床。

七時六分より公園を三七分ジョギング。
冷えて鋭角に尖った早朝の空気の中を震えながら走っているうち、寒さは感じなくなり汗ばんでくる。
Goblinのアルバム『Il Fantastico Viaggio del Bagarozzo Mark』を聴きながら走る。

先日理解できなかった円城塔『プロローグ』を再読して、困難な人物相関図を無理やり書きながらプロットをチャート分けして整理する。
そうするとあら不思議、全くわからなかった『プロローグ』がみるみるうちに……やっぱりよくわからない。
よくわからないなりに整理できたところもあるのでそれをいとぐちに考えてみる。
ギリギリまで読みこんでから外出、一五時から新宿で開催されたSF読書会へ。
一七時四五分から新宿ビックロ前の(ダブリナーズ アイリッシュパブ) 新宿店で二次会。
そこでこの読書会の終了が宣言され、おおいに驚く。
僕は今年の春から参加したばかりなのに!
二二時帰宅、二三時半就寝。

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【本】円城塔『プロローグ』

なんと! なんもわからんかった。こんなにわからんのは『ニルヤの島』以来。僕は文章をイメージしながら読むのだが、なんとイメージすることを拒否する文体と内容……頭がおかしくなるかと思った。物語を読むときに人物相関図をいつも書くのだが、それすら書くことできなかった。

(追記)
先日理解できなかった円城塔『プロローグ』を再読して、困難な人物相関図を無理やり書きながらプロットをチャート分けして整理する。
そうするとあら不思議、全くわからなかった『プロローグ』がみるみるうちに……やっぱりよくわからない。
よくわからないなりに整理できたところもあるのでそれをいとぐちに考えてみる。
ギリギリまで読みこんでから外出、一五時から新宿で開催されたSF読書会へ。

【日記】15年12月29日(火) 体重58.8kg

五時起床。
定刻に起きることができたのに、ジョギングに出るつもりが何をしようか迷っているうちに歯車が狂ってしまい外に出るタイミングを逃してしまう。
一度リズムがおかしくなるとドミノ倒しでスケジュールが破綻する。
年賀状を書いたり、実家に荷物を送るつもりが後回しになっていく。
ああこの日やろうと思っていたことの半分もできなかった。

夜から自宅でささやかな忘年会。
その用意のため、ケーキを隣町にまで買いに行ったり忙しい。
(それも前からわかっていたことだが)
数年ぶりのタコ焼きパーティー。
食べ過ぎでお腹がパンパンに膨らみ、調子が悪くなる。
二三時就寝。

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【日記】15年12月30日(水) 体重60.0kg

四時起床。
定番の青春18切符を使っての帰郷だが、いつもの東海道線経由でなく、松本を通って中央線経由で大阪へ向かうことにする。
中津川を通るなんて大学のワンゲル部以来二〇年ぶり。

一七時半に高槻到着、大阪は東京より西側に位置しているのでまだ少し明るさが残っている。
東京ならこの時刻でもう真っ暗だ。
駅前のLOFTで買い物してから帰宅。
二二時就寝。

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【本】ロバート・A・ハインライン『デリラと宇宙野郎たち』

まさしく『プロフェッショナル 仕事の流儀』や『プロジェクトX』みたいな、あるいは『下町ロケット』みたいな、未来の新しいインフラが完成するまでの男たちの葛藤を描いたものが多い。初期の、ある方向のハインラインらしさはあるがストーリーテラーのハインラインはまだ見えてこない。

【本】七月隆文『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』

まさしく主人公と同じく京都の美術系大学に通っていた自分からするとアルアル要素だらけ、懐かしい。
もう取り戻せない過ぎ去った日々を僕と同様主人公たちも経ているわけで、その切なさと言ったらない。描写の瑞々しさに、これこそ才能!と思う。
ただ設定がこの話のために作られたみたいに見え、いくらなんでも無理がありすぎる。
もう少し『ベンジャミン・バトン』みたいに世界観がシンプルにならなかったのか、あるいは秘密をバラすタイミングをもっと効果的にできなかったのか、不満点もあるが……まあそう思うぐらい僕がこの物語に感情移入したということだ。

【日記】15年12月31日(木) 体重58.8kg

昨日は電車の中で五時間以上、帰宅してから一〇時間、パンダ並に眠ってしまって八時起床。
さすがに眠気一つ残っていない。

一二時五八分より高槻墓地公園を四九分ジョギング。
冬なのに暖かい。
After Cryingのアルバム『6』を聴きながら走る。
曲は聴いた瞬間波長が合う、と思う。
心地よくたゆたうように、しかし緊張感もあって、申し分ないことこの上ない。

午後から姉がやってきて両親と僕合わせて四人で近所の回転寿司屋に食事へ。
帰宅して姉にiPadの使用方法を教えているが、どうもピンとこないようだ。
一七時に姉は帰宅。
夜から頭痛がひどくなってくる。
映画DVDを観てから二三時就寝。

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