日別アーカイブ: 2015年7月3日

【本】野崎まど『野崎まど劇場(笑)』

『野崎まど劇場』野崎まどhttp://matsudanozomu.com/?p=13483の続刊。

登場人物が重なった連作短編でもなく、ジャンル小説(SFやミステリ)でもなく、「独創的な」短編を集めるという縛りならこれ以上のものを作ることは困難。
だがその困難さに見合うだけの評価を得られにくいという茨の道を、野崎氏は進んでいる。
いや、自ら茨の道を作っているとでも言うべきか。
打率が高い。
全部が全部ヒット性のあたりとは言わないが、むしろこれだけ方向性の違う方へ打ち続けること自体がすごい。

最後の方は小説の形でない、もう漫画とか一コマ漫画と言っていいレベルのものまで収録されている。
ネタ切れ?
いや、新しい領域にまで達したと考えるべきだろう。

個人的には刺激的な短篇集だった。
ずっと悩んでいた僕の方向性の道標になるかもしれない、一筋の光。

【日記】15年07月03日(金) 体重60.3kg

ゼエゼエしている僕の前を、カンカンカン!と早足で駆けのぼっていくハイヒールのギャルがカッコよかった。

深夜、悪夢から目覚める。
その後は布団の中で目をつぶっても駄目、もう寝付けない。
苦しい時間をしばらく過ごした後、三時半起床。
しかし目は冴えているが、睡眠不足なため頭の奥がぼんやりしてちゃんと考えることができない。
六時頃少し眠くなってきたので座椅子で仮眠をとることにする。
二時間後に目覚めると無理な姿勢でいたため首の後、背中が痛い。
でも頭の奥の霧は晴れている。

ずっと漫画を描いている。
一四時いったん抜けて外出、日比谷で試写一五時半から『バケモノの子』の映画鑑賞。
一七時半、観終わってすぐに帰宅。

六本木の乗り換えの階段昇り降りがきつい。
大江戸線の六本木駅は42.3メートルで標準的なビル11階分の高さ。
僕はダイエット中なのでここ数年エレベーターは基本使わないが、さすがにこれはきつい。

二〇時まで漫画の続きを描いてから、読書。
連日の睡眠不足で眠くてたまらず、二一時半までに布団に潜り込む。

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