日別アーカイブ: 2015年4月21日

【本】王城夕紀『マレ・サカチのたったひとつの贈物』

経済と量子力学と、詩的な物語世界の出会い。
発想の根幹は「奇妙な味」で、マルセル・エイメ『壁抜け男』のような奇譚で終わりそうな設定なのに、それをこういう方向(しかも長編!)に広げるのかという驚き。

王城夕紀氏の人生観がラストの一言に集結している。
もっとひねくれたもっとシュールな展開になってもおかしくないのに、こんなストレートなメッセージが来るとは……
僕には到底思いつかない展開、不思議過ぎる。
(こういうシュールな設定を思いつくことができる人が、何故ストレートなメッセージを伝えるのかという)

【日記】15年04月21日(火) 体重62.7kg

胃が燃えている。

午前一時半、唐突に目覚める。
布団の中で眠れなくて苦しい地獄のような時間を過ごしたあげく仕事部屋へ移動、何をすることもなく時間を過ごす。
四時半頃、ふたたび布団に潜り、ラジオを聞くことで睡眠導入を試みるけれどもなかなか寝付けない。
それでもいつの間にか眠ってしまうが……今度は灼けつく胃の痛みで目覚める。
眠気は吹き飛ぶが、苦しくて布団から出ることができない。
八時過ぎ、何とか布団から出る。
午前中は仕事に集中できず、本を読んだり机にうつ伏したりして何とかやり過ごしている。
昼食にそばを食べると少し楽になる。

夕方、自転車で大泉学園の歯医者へ。
詰め物を取り歯の中を治療、長期間かかりそうだ。
市場で買物をして帰宅。

深夜、ジンマシンの片鱗が手や腕に見えはじめたのでアレルギー薬を飲み布団に入る。
午前一時半就寝。

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