月別アーカイブ: 2015年4月

【日記】15年04月20日(月) 体重62.4kg

朝ジョギングしたら本格的な春になっていて大層驚く。
自分がここに取り残されているあいだも激しいスピードで時間は過ぎていくのだ。

前日なかなか寝付けなかったので睡眠不足気味、遅めの七時起床。

八時三九分より公園を三五分ジョギング。
長袖で走っていると汗ばむほど暑い。
桜の花は散り、黄緑色の若い葉が木を覆っている。
冬がとっくの昔に終わっている!
New Trollsのアルバム『Atomic System』を聴きながら走る。
前作と打って変わってピコピコピコピコ♪電子音が多い。
けれども聴き進めるうちにやはり過去のクラシックのオマージュにイタリアらしいノスタルジック、やっぱりNew Trollsだ。
いいなあ。

今日はいちにち漫画を描くつもりで机に向かっている。
しかし昼前、週末に予約したつもりの映画スケジュールが誤っていたことに気づく。
今日の昼からだということで慌てて外出、ユナイテッド・シネマとしまえんで映画鑑賞。
一二時から『イントゥ・ザ・ウッズ』
一四時三〇分から『イミテーション・ゲーム』
一七時前、映画館から出ると外はさめざめと雨が降っている。
一〇〇円ショップで買い物してから帰宅。

二二時半就寝。

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【本】王城夕紀『マレ・サカチのたったひとつの贈物』

経済と量子力学と、詩的な物語世界の出会い。
発想の根幹は「奇妙な味」で、マルセル・エイメ『壁抜け男』のような奇譚で終わりそうな設定なのに、それをこういう方向(しかも長編!)に広げるのかという驚き。

王城夕紀氏の人生観がラストの一言に集結している。
もっとひねくれたもっとシュールな展開になってもおかしくないのに、こんなストレートなメッセージが来るとは……
僕には到底思いつかない展開、不思議過ぎる。
(こういうシュールな設定を思いつくことができる人が、何故ストレートなメッセージを伝えるのかという)

【日記】15年04月21日(火) 体重62.7kg

胃が燃えている。

午前一時半、唐突に目覚める。
布団の中で眠れなくて苦しい地獄のような時間を過ごしたあげく仕事部屋へ移動、何をすることもなく時間を過ごす。
四時半頃、ふたたび布団に潜り、ラジオを聞くことで睡眠導入を試みるけれどもなかなか寝付けない。
それでもいつの間にか眠ってしまうが……今度は灼けつく胃の痛みで目覚める。
眠気は吹き飛ぶが、苦しくて布団から出ることができない。
八時過ぎ、何とか布団から出る。
午前中は仕事に集中できず、本を読んだり机にうつ伏したりして何とかやり過ごしている。
昼食にそばを食べると少し楽になる。

夕方、自転車で大泉学園の歯医者へ。
詰め物を取り歯の中を治療、長期間かかりそうだ。
市場で買物をして帰宅。

深夜、ジンマシンの片鱗が手や腕に見えはじめたのでアレルギー薬を飲み布団に入る。
午前一時半就寝。

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【日記】15年04月22日(水) 体重62.3kg

熱く若々しい新緑で覆われた街路樹の下を走っていると、自分も生きていることを実感する。

アレルギー薬の副作用で起きることができず、布団の中で朦朧としている。
九時起床。
今日はいちにち漫画を描いている。

一四時三六分より公園を三六分ジョギング。
これから好きな季節。
気温は二〇度超え、走っていると汗でびっしょり。
New Trollsアルバム『Concerto Grosso Live』を聴きながら走る。
このライブ盤の、オリジナルアルバムのさらに上を行く粘り気たっぷりのじっとり演奏。
暴力的なまでのノスタルジックに滅多打ちされる。

二二時就寝。

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【日記】15年04月23日(木) 体重62.2kg

相変わらず不眠症気味。

前夜遅く寝たにも関わらず、早朝唐突に目覚め、そのまま眠れず仕方なしに四時起床。

六時五七分より公園を三三分ジョギング。
早朝の公園を走るのは久し振り。
少しの冷たさで気持ちが引き締まる。
いつものコースを走っていると、太極拳を舞う老人集団に出くわす。
青竜刀を勢いよく振り下ろす演舞
Premiata Forneria Marconiのアルバム『The World Became The World』を聴きながら走る。
朝の公園と荘厳なメロディーがマッチして新鮮な気持ち。

FF13をプレイ。四八時間→五〇時間。
ラスボスで何回も全滅。
後ちょっとで倒せるところで、主人公が即死呪文を浴び三〇分のバトルがパァ、が二回続いたのでコントローラーを放り投げる。
早く終わらせて気持ちを切り替えたかった。

その後ずっと一日漫画を描いている。
(夕方買物)
二二時半就寝。

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【日記】15年04月24日(金) 体重62.5kg

ドラクエ7をプレイしようとして購入したNewニンテンドー3DS LLに、充電用アダプターが付属していなくてプレイできず、激しく絶望。

深夜、ジンマシンのかゆみで目覚め、アレルギー薬を飲んで布団に戻る。
粘着質な眠気で布団から出ることができない。
定時から三時間半遅れ、八時半起床。

いちにち漫画を描いているが、薬の副作用の眠気で今日はどうにも集中できなかった。
夕方、成増のTSUTAYAに初めて訪れ、これまた初めてセルフレジでDVDの貸出手続き。
二三時就寝。

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【本】マーカス・セイキー『ブリリアンス―超能ゲーム―』

超能力者が、高機能自閉症レベルの能力を持っている健常者……がこの物語の特色。
リアルといえばリアルだけれども、X-メンみたいな非現実的までの派手なアクションを想像していると肩透かしを食らう。
かといって退屈かというとむしろその逆、現代的にいくつかツイストをきかせた展開になっていて全く飽きさせない。
六〇〇ページ(二〇〇ページで終わりそうな話だが)を長いと感じさせず、一気読みさせてしまう手腕は素晴らしい。
ひさびさにページをめくるのがもどかしく思える面白い物語に出会った。

読んでからよく考えると基本的な構造は平井和正氏のゾンビーハンターシリーズと同じ。
絶対悪/ゾンビーを狩る主人公にもゾンビーと重なる部分(能力)があり、ラストで価値観が一変する。
僕はゾンビーハンターシリーズが好きだからハマった部分もあるのかもしれない

【日記】15年04月25日(土) 体重61.7kg

以前に比べると確実にゲーム熱が冷めている。
今すぐゲームやりたい!という衝動に突き動かされることがあまりなくなった。
オナニーに対する衝動は変わらないから、年齢のせいというより面白いゲームが無いせいからだ、と思いたい。

五時起床。
ずっと漫画を描いている。
一五時半に外出、池袋の家電量販店でNewニンテンドー3DS LLのアダプターを購入。
新大塚の図書館と四谷の図書館で本の貸出返却後、四谷三丁目のクロッキー会へ。
今日のクロッキー、それなりに手が動いたような気がする。
二一時会場を出て二二時帰宅。
本を読み終えてから二三時半就寝。

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【日記】15年04月26日(日) 体重61.8kg

一七年ぶりに『スター・ウォーズ』(今でいうところのエピソード4)を鑑賞すると、思っていたのと違う……それもガッカリする方向に。
少年時代の僕は観終わったあとメチャクチャ興奮して走り回ったというのに。
僕の中で『マトリックス』はいま観てもさほど色あせていないというのに。
時代的なものだろうか?
当時リアルタイムで観ていたら大人であっても面白かったのだろうか……

深夜、ジンマシンのかゆみで目覚める。
眠気が完全に吹っ飛んでしまい眠ることができない。
仕方なく二時頃から仕事部屋で作業を始めるが、脳が半分眠っているのではかどらない。
眠れないのに、眠れない、起きていても何もできない。
四時過ぎ発疹が消えると、アレルギー薬の副作用で激しい眠気に襲われ布団に入る。

七時起床。
朝からDVDで映画鑑賞、一七年ぶりのスター・ウォーズ。
一四時に家を出て池袋に向かう。
一五時から一七時まで、SF系の読書会に参加。
『母になる、石の礫【つぶて】で』倉田 タカシ
僕の感想はこちら↓
http://matsudanozomu.com/?p=14501

終わってから慌てて移動、一七時五〇分、定時より二〇分ほど遅れて三鷹のクロッキー会に参加。
クロッキーが終わってから懇親会に参加。
二二時半に会場を出て、二三時半帰宅。
興奮して眠れず、午前一時半就寝。

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【本】小松左京『復活の日』

数年前からポツポツ小松左京作品を読み返したり、未読作品を読んでみたり。
この作品は僕にとって初読。
『日本沈没』『首都消失』と同じくSFというよりIF小説な色合いが強い。
もちろん小松左京氏らしいセンス・オブ・ワンダーも入っていて、世界で流行するウィルスの由来や結末はSFならではのアイデア。
生物学から社会学、国際政治まで知識の厚みが半端ないうえ稀有な文学的な素養もある、本当に稀有な作家だった……と今更ながら思う。

いろんな種類の人間を物語世界に放り投げ攪乱したその反応を丁寧に時間軸にそって描いていく、化学変化を観察するかのような小説。
自分的には寓話的な『日本アパッチ族』のほうがより好みなのだが。

【日記】15年04月27日(月) 体重61.1kg

夏かと思うような暑さ、一週間前には寒さでストーブをつけていたのに極端だ。

昨夜は遅く寝たので早起きできず八時起床。
開店前のTSUTAYAにDVDを返却してから駅前のショッピングモールで買物。
その後は仕事部屋にこもって漫画を描いている。

一四時二八分より公園を三八分ジョギング。
暑い。
長袖で走ると汗ばんで気持ち悪い。
明日以降はジョギングのとき夏の格好じゃないと辛いな。
PFMのアルバム『Chocolate Kings』を聴きながら走る。
……あまり印象に残らない。

二三時就寝。

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【日記】15年04月28日(火) 体重62.0kg

ジンマシンと自転車と歯の治療。

五時起床。
シャワーを浴びているとジンマシンの兆候、小さな発疹のポツポツが出てきたので慌ててアレルギー薬を飲む。
発疹が消えたのはいいけれども、抗いようのない睡魔に襲われ気絶したように眠ってしまう。
TSUTAYA開店時刻前にDVD返却ついで外へ走りに出る。

九時一〇分より公園を四四分ジョギング。
暑い、けれどもこのぐらいのほうが走っていて痩せていく実感がする。
汗とともに脂肪が外に流れだすような、デトックス。
Procol Harumのアルバム『A Salty Dog』を聴きながら走る。
The Moody Bluesと同時代、似ているところもあるがこちらのほうがよりキャッチーな印象。

一五時に自転車で外出、成増図書館、下井草図書館で本を貸し出しした後、大泉学園の歯医者へ。
地図を持っていなかったのでショートカットできず、合計二時間自転車に乗り続ける。
歯医者の治療、歯の奥の神経が炎症起こしているみたいで麻酔を注射してガリゴリガリゴリ。
痛みで頭がクラクラする。
帰りも二五分ほどかけて自転車を漕ぎ続け、家に着くと疲れきっている。

二三時就寝。

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【日記】15年04月29日(水) 体重61.7kg

もはや初夏のような暑さ、この数日ずっと半袖で過ごしている。
四月八日には雪が降っていたというのに……
二〇日で一五度気温が上昇するこのペースで温度が上がっていくと、夏までに軽く一〇〇度超えだ。

八時起床。
疲れとアレルギー薬の副作用で定時に起きることができない。
朝からずっと漫画制作。

一四時三七分より公園を三七分ジョギング。
新緑が眩しい。
今日は祝日、大勢の人で公園がごった返している。
U.K.のアルバム『Danger Money』を聴きながら走る。
キーボードが入ると途端にプログレっぽくなる

二二時半就寝。

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【本】熊谷奈緒子『慰安婦問題』

慰安婦問題に対して肯定的、否定的な意見を照らしあわせて読むこと自体に意味がある。
読んでみると、やはり当初言われていたような拉致して強制労働させるという狭義の慰安婦問題ではなく、戦争という場で行われた広義の強制が問題の焦点になっているようだ。
ヨーロッパでユダヤ人を拉致して強制収容所に入れるようなイメージで慰安婦問題を教えられていたので、いつの間にかそうでなくなったことにモヤモヤする。
隣国は意図的にそんな強制収容所のようなイメージ(sex slave)で世界に広めようとしているのではないか。
結果的に(広義の)強制になったことを検証することは意味が無いこととは思わないが、その結果、日本だけ謝罪したら日本だけが悪いイメージになってしまう。
(戦争中の軍のレイプ問題は?)
それはそれで罪を認めることが出来るよい国というアイデンティティを持つことができて素晴らしいことかもしれないが、果たして自国以外の世界でそう捉えてくれるのだろうか。
隣国など日本がそれを認めたら国が存続するかぎり今よりいっそう(自分のことを棚に上げ)上から非難し続けるだろう。
認めたら損、という風潮を作ることが日本の国益だけでなく世界のためにもよいこととは思えない。

【日記】15年04月30日(木) 体重61.8kg

MacBook Airの液晶が故障、変なバーコードが画面中央を縦断している。

五時起床。

七時八分より公園を三〇分ジョギング。
朝の空気はまだ冷たいが、走っているうちに汗ばみ、それが心地よい。
Premiata Forneria Marconiのアルバム『Chocolate Kings』を聴きながら走る。
いつものPFM、安定して心地よい。

朝、業務スーパーで買物。
漫画制作の長期計画を立てている。
命じられてする仕事は比較的楽だが、息苦しい。
自分から考えて持っていく仕事は難しいが充実感がある……しかし自分がやりたいことと他人が読みたいこととの接点を、見つけることが難しい。
二三時就寝。

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