日別アーカイブ: 2015年2月15日

【映画】『ハンナ・アーレント』

ユダヤ人虐殺などの行為に積極的に携わったわけではないが、(保身のため)やり過ごしたことで結果的に殺戮行為が起こった場合、それは手を貸したのと同じくらいたちが悪い……言うなればそれは「悪の凡庸さ」だ、とユダヤ人哲学者ハンナ・アーレントが語ったことで起こる波紋。
ナチスで官僚的立場だったアイヒマンに対して向けられたハンナの舌鋒はそれだけにとどまらず同胞にも向けられる。
ユダヤ人指導者に対しても、混乱を避けるためにナチスに対して行った協力(名簿を提供したり管理を手伝ったり)は、結果的に殺戮に手を貸したも同然の行為だと断罪する。
韓国で言えば、従軍慰安婦問題に協力した業者や時の政府や隣人たちを非難するようなもの。

ユダヤ人同胞に非難されても自分の考えていることを曲げないその勇気に対して感銘を受ける。
僕はずっと同調圧力に屈し続け言いたいことも言えない毎日だ。
勇気を、そして力がほしい。

【日記】15年02月15日 体重60.5kg

ここ二週間ばかり続いている原因不明の全身の蕁麻疹で熟睡できない。
全身痒みで気も狂わんばかりになっているそんな悪夢で目覚める。
うとうとしてはまた痒みそして悪夢の繰り返し。

2015-02-15 16.29.26

五時起床。
朝から仕事。
予想外に時間がかかり夕方までかかって終わらせ、メールで脱稿。
一七時過ぎに市場へ買物に行く。
ずっと強い風が吹いている。
今日いちにちで花粉が大量に飛散したようだ。
二二時就寝。
 

この日ほか記事一覧


【夢】僕はアフリカの原住民のようだ。

自分の住んでいる集落で僕は犯罪に巻き込まれる。
恐らく殺人事件で、自分は殺されてしまったようだ。
ようだ……と表現が微妙なのは、殺されたのは自分なのだが、いつの間にか殺したのが自分になって死体をどうすべきか迷っているからだ。
自分の集落から遠く離れたジャングルの上をヘリコプターで飛ぶ。
僕は犯罪を隠ぺいするため、自分そっくりな男の死体を上空から投棄して隠す。
しかし予期せぬ早さでその死体は発見される。
僕の死体が集落へ運ばれてくる。
部族の長老達が集会を開く。
自分そっくりの腐りかけちぎれた首が僕の前に差し出され、問い詰められる。
僕は激しく動揺している。