一二日の木曜日に鑑賞。
こういうスリラー映画のアイコンにもなっている、ジェイソンのマスクがDVDのパッケージ。
ネタバレにもほどある、と思う。
まあこういうことはこの手の定番映画によくありがちで、『猿の惑星』のパッケージも砂に埋もれた自由の女神だった。
というわけで観たことがないのにわかったつもりで観たら、マスクをつけたジェイソンが出てこない……パッケージに騙された!
思いがけない人の思いがけない展開に心底驚いて絶叫してしまう。
心臓に悪い。
昔から僕はホラー映画が苦手で観ることができなかった。
おばけはいないとわかっているけれど、おばけがこわいと思う自分の感情を抑えることができないのだ。
こういう映画を一人で観ることができるようになった自分はずいぶん大人になったものだと思う。
一九八〇年公開のこの映画の中で一九五八年の連続殺人事件をはるか過去の事件として言っているが、
この映画の中の現在が、すでに現在である二〇一五年から三五年前。
頭がぐんにゃりする。