月別アーカイブ: 2014年12月

【食】14年12月10日

朝食、おにぎり、煮玉子とソーセージと鶏もものニンニク炒めとトマトとサラダ菜のサラダ、小籠包。

昼食、ワカメとキャベツのサラダ、ぬか漬け、トマトと鶏もものニンニク炒め、ステーキ、ごはん。
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おやつ、ヨーグルト。
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夕食、豆乳にフルーツグラノーラ。
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【日記】14年12月11日 体重58.9kg

八時半起床。
またもや定時に起きることができず一〇時間半も寝てしまう。
その間、熟睡しているわけではなく、何度も何度も悪夢から眼を覚ましては真っ暗な天井を見上げ、恐怖と焦りと悲しさの混じった混沌とした夢を思い出しながらまたまどろみの中に沈んでいく、その繰り返し。
起きても状況が改善されることはなく、焦りで背を押されながら何をしたらいいのかわからない状況が続くことは同じ。
どんよりと濁った膜のように意識を濁らせる不安が僕の生活を覆っていて、焦りや怒りが気泡のように地面の底から浮き上がっている。
さながら自分という檻の中に閉じ込められた囚人のようだ。
憂鬱をなんとかねじ伏せようと努力するだけで一日が過ぎていく。
……頭蓋骨を割って、脳の中の憂鬱成分を分泌する部位をえぐり取りたい。

衝動的に、市場で大量のお菓子を購入しくる。
ドリンク感覚で、袋から喉にそのまま垂れ流すように貪る。
暴食に内臓が悲鳴をあげる。
これが、破壊衝動を沈めるための僕流自傷行為。

二三時就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月11日

こんな映画を観た! 14年12月11日
【映画】『そして父になる』:DVDで鑑賞。

【映画】『そして父になる』

最近子供が生まれた友人が、酔って僕に絡み
「俺から言わせれば結婚もしてなくて子供の一人もいないお前はまだまだひよっこだよ!」
……そいつがものすごく嫌いになった。
そんな説教をする奴のどこが大人やねん! 
とそのとき思ったものだが、その友人がこの電気屋のお父さんそっくりなのだ。
貧乏だけど手作り感でカバーする、アットホームな家族という押し付けに……もう、うんざり。
(既成概念から踏み出していない「よきこと」)
こんなお父さんがいたら、僕なら確実に反抗期で大暴れだ。

距離を置いてくれる父親のほうがまだマシだ。
自分がわかっていないことが成長してわかるということは成長の余地が残っているということ。
大人(父)になりきれていない(福山雅治演じる)野々宮さんのお父さんにほうに、僕は強く感情移入できる。

しかしこの映画で描かれているように、この電気屋みたいな父親に子供が魅力を感じるということはリアリティのあること。
となると子供に「子供だまし」は有効なのだろう。

カツラは、大人は大騒ぎするけれども子供は意外とかぶっていることに気づかないものだ。

【日記】14年12月12日 体重59.8kg

五時起床。
八時に家を出て、大江戸線で練馬の耳鼻科へ向かう。
朝から病院前の長蛇の列に並ぶ。
今日は一段と寒い。
寒さに震え手袋をしながら文庫本を読んでいる。
病院で受付が終わった後、ずっと立ちっぱなしだったことと冷えた身体の疲れで暖かい待合室で座ると熟睡してしまう。
呼び出しは二時間以上経った一一時、診察を終えて病院を出るともう一一時半、新大塚の図書館へ向かって本の返却貸出。
一三時前、疲労困憊して帰宅。
一五時過ぎ、練馬高野台の市場へ買物に出る。
暗くなりつつある道を歩きながら、僕はいつの間にか、幸せとは何ぞやと声を張り上げ演説している。
道行く人が僕のかん高い声に振り返る。
二三時就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月12日

こんな映画を観た! 14年12月12日
【映画】『ノア 約束の舟』:DVDで鑑賞。

こんな本を読んだ! 14年12月12日
【本】『失われた宇宙の旅2001』アーサー・C・クラーク

【映画】『ノア 約束の舟』

天啓とは、周囲に起こった出来事、白昼夢で見た映像を、自分なりに解釈すること。
何とノアの受けた天啓は「邪な人間を全て始末して動物だけを生き延びさせろ」。
方舟を作るとき、管理だけのためだけに必要最低限の人間(自分の家族)は生きながらえさせてもらっているだけで、それが終わると自ら滅ぶ運命……という解釈だったのだ。
それなのに子供がみごもっていることがわかったからさあ大変、ノアが刃物を手に赤子を抱えた娘を追いかけまわす『悪魔のいけにえ』な展開になる!

その独善たるやグリーンピースやシーシェパードを彷彿とさせる。
しかし、この映画で描かれているノアの箱舟は、天使(ウォッチャー)と神の奇跡によって作られたわけで、ノアの家族こそ何もしていない。
では何故ノアの家族が選ばれたのか?
それはひとえにカインの子孫より神を信じている(信心深い)からだろう。
聖書の中の神(ヤハヴェ)が天罰をくだされたとき……ソドムとゴモラ、最後の審判、ノアの方舟など……助けるものの優先順位は、神を信じているものが、善きことをしているものに優先される。
貢献度順ということだろうか……紅白歌合戦のようで、納得がいかない。

【本】『失われた宇宙の旅2001』アーサー・C・クラーク

『2001年宇宙の旅』の映画に合わせて作られたノベライズ版の様々な段階をつなぎあわせ、クラーク氏とキューブリック氏の思考の過程をみることができる書籍。

『2001年宇宙の旅』は映画としてはほぼ究極形の傑作だと思うが、小説版(物語として)は映画のバックグラウンドとしては興味深いけれども、歴史に残る傑作かどうかは疑問。
『幼年期の終わり』ほど思索の広がりがあるとは思えない。

しかし『2001年宇宙の旅』ラストのシークエンス、スターゲートを越えた以降の、この書籍に収録されているいくつかのバージョン、映画で描かれることのなかった一連のイメージが素晴らしい。
その片鱗だけで凡百のSF作品を蹴散らすほど。
クラーク氏の小説家として突出している部分である、その途方もない視覚イメージ力が、『2001年宇宙の旅』とその後のシリーズに縛られてしまい、浪費させられた。
クラーク氏のこの労力を小説に向けることができたら、他のたくさんの傑作が生まれたかもしれなかったのに……複雑な思いを抱く。

【食】14年12月12日

朝食、パン、生ハムとトマトとソーセージとレタスのサラダ。
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昼食、おにぎり、ソーセージとトマトと生ハムとブロッコリのサラダ、焼き鮭、ブロッコリ茎とベーコンの炒めもの。
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夕食、豆乳にフルーツグラノーラ、ヨーグルト、くるみパン、ソーセージと生ハムとトマトとブロッコリとルッコラのサラダ。
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【映画】『8 1/2』

大槻ケンヂ氏の初期の詩の世界みたいだった。おそらく逆で、大槻ケンヂ氏が影響を受けていたのだろうけど。

映画作りに難航していて、現実と夢の世界を行き来するかのような主人公の混乱は伝わってくるが、正直、理解できたとは言いがたい。
直接的な表現を使わず隠喩で描かれるシーンが多いということもあるが、馴れない白黒の画面、区別がつきにくい西洋人の顔、覚える前に登場する新しい名前……物語世界に入るより前にそれらが障壁になって混乱に輪をかける。

主人公の愛人の腋毛がチョロリン!と見え隠れするのがエロかわいかった。

【日記】14年12月13日 体重60.4kg

五時起床。
相変わらず寝起きが悪いけれども、これはおそらく生涯改善されることはないのだろうと諦めつつ。

一三時二二分より図書館で本を返却貸出するついでに公園を二二分ジョギング。
風が吹いておらず日差しが強いため最高気温が九度であっても比較的暖かく感じる。
公園の外周の道無き道、林の中を走る。
落ち葉がペルシャじゅうたんのように贅沢に降り積もっていて、時折足を取られよろめく。
Dream Theaterのアルバム「Octavarium」を聴きながら走る。
僕が普段聴いているプログレの中では比較的最近の一〇年前のアルバムだが、悪くない。
むしろ気持ちよく聴くことができた。

液晶タブレットが壊れたので、液晶のないただのタブレットで仕事。
タブレットは一〇年以上使っていなかったので勘を取り戻すことができず四苦八苦、作業がはかどらない。

一日が終わり布団に入ってもなかなかに寝付きが悪い。
寝ながら本を読んだりまた布団に潜ったりを繰り返し、一番最後に時計を見たのは午前〇時頃。
その後もずっと眠れず布団の中でずっと悶々としている。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月13日

こんな映画を観た! 14年12月13日
【映画】『8 1/2』:DVDで鑑賞。

【食】14年12月13日

朝食、豚コメカミとネギのニンニク炒め、おにぎり、サーモンとソーセージとトマトとレタスのサラダ。
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昼食、豚コメカミとネギのニンニク炒め、イエローカレーライス、ソーセージとワカメとキャベツのサラダ。
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おやつ、ヨーグルト。
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夕食、豆乳にフルーツグラノーラ。
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【映画】『女ガンマン 皆殺しのメロディ』

冒頭でレイプされた(ラクエル・ウェルチ演じる)ハニーは、ポンチョを羽織るが上半身は裸、下はピチピチの革パンツ……という格好で旅に出る。
そんな随所のヘンテコ演出が、物語自体は綺麗にまとまった復讐譚なだけに印象に残る。
特にラスト、ハニーが危機に陥ったときに助けに来る謎の黒ずくめのガンマンは何なんだ?
そのあと説明がないまま唐突にエンディングを迎える……これは、キューブリック映画みたくあえて説明を抜くことで神秘性を増させる効果だろうか?

僕の中でアーネスト・ボーグナインは、何故かルイ・アームストロングと名前がごっちゃになる。

【日記】14年12月14日 体重59.2kg

五時起床。
せっかく早起きして行動してもずっと朦朧としていて、本格的に目が覚めてくるのは九時を過ぎてから。
早起きしているからという問題でなく、八時でも九時でもやっぱりに起きてから二〜三時間は朦朧としている。
困ったものだ。

八時八分より公園を三二分ジョギング。
この季節、朝は温度は〇度近くまで下がる。
凍えそうになりながら走る。

仕事をしようと机に向かうが集中できない。
気分転換に仕事部屋の模様替えそして掃除。
床にこびりついた消しゴムの黒いカスをヘラで削ぎ取り、ピカピカになるまで床を磨く。

昼過ぎ、近所の小学校へ選挙に行ってからついでに業務スーパーで買物。

毎日、夕食を食べたあと、何故か一日で一番眠くなる。
それを乗り越えると、全く眠くなくなるから不思議。
というわけでこの日も二三時に布団に潜ったが、目が冴えて眠れず、真っ暗な部屋で布団の中でのたうち回り叫び声を上げている。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月14日

こんな映画を観た! 14年12月14日
【映画】『女ガンマン 皆殺しのメロディ』:DVDで鑑賞。

【食】14年12月14日

朝食、シイタケとワカメの味噌汁、鶏モモのニンニク炒めのせトマトとレタスのサラダ、牡蠣のポン酢いため。
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昼食、焼きメカジキ、牡蠣のポン酢いため、シソとアボカドとソーセージとトマトのサラダ、ブロッコリと玉ネギと鶏モモのマカロニグラタン。
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夕食、豆乳にフルーツグラノーラ。
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【日記】14年12月15日 体重58.7kg

五時起床。
午前中はずっとイラストのラフ。

一五時九分より公園を三二分ジョギング。
肌寒いが、早朝に走るよりは幾分マシな温度。
林の中の道無き道を落ち葉をまき散らしながら駆け抜ける。
登り坂で勢い余って転び手を擦りむくが、かっこよく着地し事なきを得る。
Kebnekajseのアルバム「Kebnekajse Ⅲ」を聴きながら走る。
北欧の伝統音楽とロックが融合した奇妙な楽曲。
ほとんどインストゥルメンタルだが、時折ボーカルが入るとちょっとへなちょくてガッカリするが、そもそも伝統音楽というものはこんなものかもしれない。
朗々とした声楽のような歌い方の伝統音楽は、らしくない。

二三時就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月15日

こんな映画を観た! 14年12月15日
【映画】『オン・ザ・ロード』:DVDで鑑賞。

こんな本を読んだ! 14年12月15日
【本】『オン・ザ・ロード』ジャック・ケルアック

【本】『オン・ザ・ロード』ジャック・ケルアック

足掛け一〇日、一五時間以上かけて読了。
段落もなく、四〇〇ページぶっ通しの文章を読むことはかなり困難だった。
一冊の本では僕の人生の中で最も時間がかかった部類に入る。

地図帳を買ってきて横に開き地名を確認しながら風景を思い浮かべて読む。
ただの文字情報なのに、この本と点で接している自分の中に広がる記憶が、実際にあった出来事のように追体験させる。
逆に言うとこの小説に描かれていることも点だが、その奥に膨大な量の人生と世界が広がっているのだ。

僕も、主人公の憧れのニールのような友達がいたことを思い出す。
高校卒業後の彼との二人旅、どれだけ楽しかったことか。
旅の途中、僕に対する彼の態度が悪くなったときは、自分の不完全さ足りなさを呪った。
それから徐々に自分の憧れが幻想だということを気づいていくわけだが、それが決定的になったのは二〇〇八年末、東京に訪ねてきた彼に会ったとき。
何のときめきも感じなかった。
おそらく彼の中に自分の可能性を託していたからで、それが消えたということは、そのとき、三六歳にして僕の青春が終わったということだったのかもしれない。

【映画】『オン・ザ・ロード』

膨大な量の原作を全てなぞることは不可能でエッセンスを取りだすしかないにしても、キャッチーな部分を抜粋しただけ過ぎる。
原作にあるニュアンス、過剰で混乱しきって焦りに背を押され輝きも一瞬でこぼれ落ち残る喪失感……が伝わってこない。
あの頃はワルだった、武勇伝的に美化された思い出。

ただしラストは良かった。
原作で冗長気味だった感情がシンプルに抽出されている。
ディーンがあこがれの対象から人間に堕ちていく……しかしディーンは最初からディーンで、特別の人でない。
主人公が変わったのだ。

【映画】『惑星ソラリス』

原作は何度も読んでいたが、映画版を観るのは今回初めて。

調査のため惑星ソラリスへ訪れた主人公。
ソラリスの海は、人間が普段心の奥底に封印している思い出したくない記憶(に関わる人)を実体化させる作用がある。

主人公クリスは、一〇年前に自殺した妻と惑星基地で邂逅する。
思わぬ事態にうろたえ、現れた妻をロケットに詰め宇宙へ放逐してしまう。
しかし妻は再び同じように現れる。
クリスは、自分の過去におかした過ちと向き合うため、訪問者(ソラリスの作った人間)としてではなく、彼女を人間として(現実の妻として)向き合うことを選択する。
クリスの記憶だけの範囲でしか思考ができなかった妻は、彼との触れ合いの中で自我が目覚め人間に近づいていく。
そんな妻の辿り着いた答えは、皮肉なことに自らの死だった。
科学者仲間から妻の死を知らされ、主人公は落胆する。
そんな彼をねぎらうかのように、ソラリスは、主人公が捨てたはずの故郷を再生させる。
そして主人公は父に許しを請うようにひざまずく……

原作にあった、人類をはるかに越えた知性とのコミュニケーション的な要素はなくなり、ソラリスは人の思い出を具現化させる装置としてのみはたらいている。
それを深みがなくなったと捉えるかどうかは難しいところだ。

【日記】14年12月16日 体重59.0kg

五時起床。
朝、起きることが苦痛で苦痛で仕方がない。
寝起きをよくすることができたら、どれだけ人生が幸せになることか。
朝から冷たい雨が降り続いている。
イラストを描いているけれども、なかなか集中できない。
下描きだけで一日が終わる。
二三時就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月16日

こんな映画を観た! 14年12月16日
【映画】『惑星ソラリス』:DVDで鑑賞。

【日記】14年12月17日 体重59.7kg

五時起床。
絶望的な気持ちで布団から出る。
冬の日の、布団から出にくさは異常。

午前中の早い時刻にクイズのイラストを仕上げ、脱稿。

一四時一二分より公園を二二分ジョギング。
部屋から外を出ると切り裂かれるような寒さ。
一〇分ほど走ると暖かくなってくる。
雲ひとつない空なのに、日差しは弱々しい。
Hatfield & The Northのアルバム「The Rotters’ Club」を聴きながら走る。
悪くない、が、普通。

一八時に家を出て、クロッキー会へ向かう。
真っ暗な夜、深海のように重く冷たい空気に包まれて歩く。
道行く人の笑顔を眩しく感じる。
いったん公園前図書館に寄ってから本の返却貸出、電車に乗って三鷹へ。

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相変わらずクロッキーはうまくならない。
三歩進んで二歩下がったあとまた二歩下がるような膠着状態が、絵を描き始めたときからずっと続いている。
もっと早くから真面目に頑張っていればよかった…といつも切に思う。
終了後、クロッキー会に参加しているメンバーの誕生会に参加。
終電一本前にぎりぎり間に合い一二時半に帰宅する。
仕事部屋でなんとなくパソコンを見ていて、就寝したのは午前一時。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月17日
こんな本を読んだ! 14年12月17日
【本】『昭和少年SF大図鑑』堀江あき子

【本】『昭和少年SF大図鑑』堀江あき子

もう昭和から二六年過ぎ一回転、こういう世界が逆に新鮮になってきた。
この数年、レトロフューチャーな憧れが高まるばかり。

ここに掲載されている書籍の表紙は、昭和四〇年台から五〇年台の書籍が多い図書館にずっと通っていたせいで、ほぼドンピシャ。
薄皮をぺろりとめくって、自分を形成した核を眺め見るようで、懐かしくすぐったい。
地元に帰ったら久々に図書館に寄って、書庫から出して読ませてもらおうかな。

この書籍に関してはフルカラーだったらもっとよかった。
電子書籍でフルカラーで大きな画像を見ることができたらもっとさらによいのに。

【食】14年12月17日

朝食、おにぎり、白菜と豚肉のミルフィーユ、鶏ももの甘辛炒め、サーモンとトマトとレタスのサラダ、ぬか漬け。
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昼食、おにぎり、ソーセージとエビイカサーモンとトマトとアボカドとレタスのサラダ、ハッシュドポテトと焼き鮭、味噌汁。
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夕食、ヨーグルト、豆乳にフルーツグラノーラ。
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【映画】『王立宇宙軍 オネアミスの翼』

学生の頃、友だちに勧められて観たとき、ピンとこなかった。
今回観直してもやっぱりピンとこなかった。
だけれども単純に面白くない、と言ってしまうには言い切れない……変な噛み切れなさが口の中に残る。
作っている人たちの志の高さはわかるのだけれども、理屈が先に出すぎていて面白さがついてこられずにいる印象だ。

暗殺者から逃げるシークエンスは、メリハリがなく唐突に始まったり終わったりを繰り返す。
僕と映画の間で感情移入ポイントのズレのようなものがあり、それが違和感になって、主人公が逃げているシーンも、夢の中のように身体がうまく動かないもどかしいものとして伝わってくる。

映画全体に(おそらく意図的でない)夢の中のような浮遊感で満ちている。
意図の消化不足のせいだろうか……しかし今の基準から見てもじゅうぶん高い技術で作っている。
その高い技術力を持っても到達できなかった志の高さということか。

そこまでの志の高さに当時どこまで勝算があったのかわからないけれども、それでも戦いをいどむ姿勢に対しては凄みを感じる。

【日記】14年12月18日 体重59.3kg

昨夜、遅くまで外出していた疲れで熟睡できず、浅い眠りのまま布団の中で寝たり起きたりを繰り返している。
疲れが溜まりすぎ、布団から出ることができない。
いつもより三時間遅れの八時過ぎにやっと布団から出ることができる。

一日中、朦朧としていて頭が働かず、仕事に集中できない。

一三時一三分より公園を三三分ジョギング。
真昼なのに、外は凍えそうに寒い。
火星の昼ってこんなのだろうか。
Zamla Mammaz Mannaのアルバム「Familjesprickor」を聴きながら走る。
民族音楽とJazzが混然として織りなす、一瞬不協和音かと思うとそれは次のメロディーの音階だったり、技工的に素晴らしいが、僕レベルの素人だと楽しめるまでいかず、少し悲しい。

二三時半就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月18日

こんな映画を観た! 14年12月18日
【映画】『王立宇宙軍 オネアミスの翼』:DVDで鑑賞。

【食】14年12月18日

朝食、味噌汁、おにぎり、トマトとベーコンのサラダ、ゴマネギ豆腐、ハッシュドポテトと焼き鮭とソーセージ。
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昼食、ゴマネギ豆腐、トマトとソーセージと煮玉子のサラダ、青椒肉絲、キャベツとワカメのごま塩サラダ。
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夕食、豆乳にフルーツグラノーラ。
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【日記】14年12月19日 体重59.6kg

八時起床。
仕事をするためのエンジンがなかなかかからない。
気分転換にひさしぶりに外出、回転寿司屋「スシロー」で昼食、買い物して帰宅。

昼過ぎようやく机に向かう。
夕方ようやくラフが完成、続けて下描きまで仕上げてから確認してもらうため編集へ送る。
明日は早くから仕事をするつもりなので、早めに布団に入る。
なかなか寝付くことができず、本を読んでいると眠くなってきて午前〇時前就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月19日

【本】『南シナ海 中国海洋覇権の野望』ロバート・D・カプラン

一九世紀末のカリブ海と、いまの南シナ海の似ているところ/似ていないところ……中国台頭によって変化した南シナ海の状況が、初心者の僕にもわかるようやさしく解説されている。

シンガポール、マレーシアが独裁ゆえに発展したこと。
悪い独裁者の見本だったフィリピンのマルコス政権。
人民を弾圧するが経済は発展させた中国共産党。
独裁からソフトランディングして民主主義に向かった台湾。
南アジアは独裁のいいところとわるいところを比較研究できるような場所のようで、その描写の中から著者の「西洋の民主主義信仰」への懐疑が散見できる。

あとがきでも触れられていたが、日本に対する興味の無さか、日本に対する記述が少なく、あっても反日的な(アメリカのリベラル派の典型的な主張を鵜呑み)記述になっているところが気になる。

シンガポールの独裁者リー・クアンユーの自伝を読んでみようと思う。

【日記】14年12月20日 体重59.5kg

深夜、悪夢から目覚めて汗びっしょり。
布団の中で眠ろうと努力するがかえって目が冴えて眠れなくなり、四時前に布団から出る。
朝から原稿のペン入れと仕上げ、一五時にいったん中断して外出。

駅までの道、パラパラと雨が降っている。
大塚の図書館で本の貸出返却、そのころには雨が本降りになっている。
埼京線で新宿へ、駅から降りると怒涛の土砂降り。
割れたiPod touchの液晶ガラスを替えるため激安修理店へ向かう。
ホームページの地図が、丁寧に説明しているにもかかわらずわかりにくい。
地図通りに向かうと激安修理店はなく、焼肉店の裏口に出てしまうのだ。
間違ったのかと思って、裏口前で行ったり来たり。
意を決して裏口から入ると、奥の掘りごたつの客席でパソコンを広げている男性がいる。
その客席が激安修理店の店舗だったのだ。
男性はちょっと片言で……なるほど日本人じゃないから地図の説明が微妙にわかりにくかったのか、と納得。
僕の持っているiPod touchの型が古いためここでは修理できないとのこと。
混乱したきもちのまま、店を出る。
道路に跳ね返る雨で靴と膝をびしょ濡れにして歩くうち、気持ちが下がっていく。
新宿靖国通りのバーガーキングで夕食、黒バーガーが美味しかったので少しだけ救われた気持ちになる。
そのスピードで帰宅。

疲れきってゴロゴロしていると時間が過ぎていく。
二三時就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月20日

こんな本を読んだ! 14年12月20日
【本】『南シナ海 中国海洋覇権の野望』ロバート・D・カプラン