日別アーカイブ: 2014年11月26日

【日記】14年11月26日 体重57.9kg

五時に起床するが、布団から出て仕事部屋に入るも睡魔に負け、机にうつ伏し八時近くまで睡眠。
出鼻を挫かれ、もう今日は台無しになった気分。
自分の意志の弱さに絶望する。

就寝して布団に潜ってもなかなか眠れず、ずっと寝返りを打ち続けている。
仕方なしに布団に潜ったまま本を読んでいると目が冴えて余計眠ることができない。
午前〇時半就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年11月26日

こんな本を読んだ! 14年11月26日
【本】『2061年宇宙の旅』アーサー・C・クラーク
【本】『3001年終局への旅』アーサー・C・クラーク

【本】『2061年宇宙の旅』アーサー・C・クラーク

主人公が、二〇六一年に再び近づいたハレー彗星へ向かおうとするところから物語が始まる。
出版された日付(一九八七年)から推測するに、前の一九八七年のハレー彗星ブームを当て込んだようだ。

前作『2010年宇宙の旅』の一〇〇〇〇年後の描写で、人類がエウロパに足を踏み入れることがなかったのであった……という書いてあるのに、この巻では普通に着陸している。

『2001年宇宙の旅』の小説版と映画版の違いは仕方ないとしても、『2010年宇宙の旅』以降新刊が出るたびにもとの設定が覆されていくことはどうも納得がいかない。
矛盾が生じないように続きを書くか、矛盾が生じるたび前作を書き直すかしてほしい。
連続した時間軸でなく分岐したパラレルワールドの未来世界のこととしか思えず、ここで起こっていることが無関係のことに思えてしまい納得しづらい。

クラーク氏は科学的な整合性にはこだわるけれど物語の整合性に関しては比較的どうでもいいようだ。

【本】『3001年終局への旅』アーサー・C・クラーク

映画『2001年宇宙の旅』を通じてニューエイジ世代に大きな影響を与えた象徴であるモノリスが、巻を追うごとにその神秘性が薄まり(『2010年宇宙の旅』では高機能の道具「スイス・アーミーナイフみたいなもの」と表現され)、この巻ではとうとう人類によって斃されてしまう。

『2001年宇宙の旅』のテーマ曲「ツァラトゥストラかく語りき」が象徴する、ニーチェの言う「超人への道」が新しい段階に達した。
この巻を読んでから映画と小説の『2001年宇宙の旅』を振り返ると、深い含蓄があることに改めて気づかされる。
僕にとって『3001年終局への旅』は触媒のようなもの。

モノリスを作った魁(さきがけ)種族が、木星の生物を全滅させ、人類やエウロパ人の進化を促進させたり知性を与えたり、やりたい放題。
知能が高い(道具を使いこなす)ことがよきこととして、ある星系の生命の進化を促進させたり滅ぼしたりする傲慢さ、帝国主義時代の欧米キリスト教文化圏とアジア・アフリカの関係のようだ。

『2001年宇宙の旅』でスターゲートを通過して高次元の存在となったボーマンが「人間性を剥ぎ取られた」というような描写が繰り返し出てくるけれども、そもそもクラークの描くキャラクターは元から人間性に乏しく、正直その差がよくわからない。

途中でハル9000(HAL 9000)とボーマンを区別するのが面倒くさくなったみたいで、登場人物も作者も彼らをまとめてハルマンと呼び出したことに苦笑。

【食】14年11月26日

朝食、鶏肉冷やしラーメン。

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昼食、子持ちカレイの煮付け、ゴマネギ豆腐、ジャガイモ、春菊のおひたし、生ハムとミートボールとソーセージとレタスとトマトのサラダ。

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おやつ、ポテトチップス、グミ、チョコボール。

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夕食、豆乳にフルーツグラノーラ。

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