日別アーカイブ: 2014年11月22日

【日記】14年11月22日 体重58.2kg

四時半起床。
せっかく早起きしても脳みそにエンジンがかかるまでに時間がかかってしまう。
結局何もできないまま一日が終わる悪循環だ。

11時半外出、公園前図書館に寄ってから新宿へ向かう。

2014-11-22 12.47.10

新宿エルタワー二八階のニコンサロンにて、新進気鋭の写真家かつ現代美術作家の辰巳唯人http://www.tatsumitadahito.comさんの個展へ。
同じ構図で似た内装のトンネルの写真が並べられている。
観ていて違和感を感じるが、その正体がわからずただ首をひねるばかり。
作者のギャラリートークを拝聴して、初めて意図がわかる。
トンネルの中と外は、夜明け/夕暮れの数分だけ外側と内側の明るさが等しくなる。
その一瞬を狙って撮影すると加工せずにトンネルの内側から外の風景をクリアに撮影できるとのこと。
僕が感じた奇妙な感覚の正体は、ルネ・マグリット「光の帝国」のだまし絵的な違和感だったのか!
コンセプトにも感心するが、写真を並べて展示しているその背景に横たわる……撮影する手間や期間、あるいは展示方法、インスタレーションなど、何重もクリアしているハードルに感心。
いい、悪いは別として自分はそこまで考えて絵を描いていない。

ギャラリーを出たのが一五時過ぎ、新大塚の図書館に寄って帰宅するともう一六時。
日々の雑多な些事を片づけ二三時半就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年11月22日

こんな映画を観た! 14年11月22日
【映画】『インドへの道』:DVDで鑑賞。

こんな本を読んだ! 14年11月22日
【本】『パスポート・ブルー(全12)』石渡治

【映画】『インドへの道』

結婚に悩んで揺れているイギリス人女性(主人公)が、インドの持つプリミティブな力に圧倒されさらに情緒が不安定になる話……だと思う。

後半の法廷シーンでもっと盛り上がりそうなものなのに、僕の中でいっこうに盛り上がらない。
主人公がインド人医師に洞窟で襲われたか襲われなかったか……真相は「藪の中」的なミステリ展開にだったらまだ納得がいく。
しかし観客には完全な客観的事実を観せているので、そこで盛り上がることはない。

ということで主人公が何故あんなことを言ったかという点に興味が集中するのだが、そのみせ方があやふやで歯切れが悪い。
演出意図が理解しがたい。

【本】『パスポート・ブルー(全12)』石渡治

宇宙飛行士になるためエリート進学校に入学した主人公が、詰め込み教育に疑問を感じて友達の通う普通の中学校の授業を受けて衝撃を受ける。
「“これ”がフツーの……中学校なのか!?」
授業中なのに先生を無視して話を続ける生徒、雑誌を読んでいる生徒、麻雀をする生徒。

……ゆとり教育ってそこまでひどいのか。
そういう普通の学校からがんばって宇宙飛行士になる、という展開なら納得行くけれども、「その環境に流されてダメ人間になるのがオチ」とはすごい書き方だ。

宇宙飛行士ものというしばりの中で石渡氏が苦しんで描いているさまが見受けられる。
その中でもいくつかのエピソードは宇宙飛行士漫画として成功していると思う。
しかしおそらく石渡氏が得意であろう展開と宇宙飛行士漫画と相性が悪いのか、漫画的に面白くなるほど宇宙飛行士と関係ない話になる。

せっかく舞台が宇宙に広がってもそこで活躍する人物は主人公の知り合いばかりで、広いのか狭いのかよくわからなくてウニャ〜となってしまう。

【食】14年11月22日

朝食、メンマ、おにぎり、タコとサーモンと玉ネギとセロリのマリネのせトマトとラタスのサラダ、焼きブリ、煮玉子とソーセージと鶏もも唐揚げとハッシュドポテト。

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昼食、豆乳にフルーツグラノーラ。

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夕食、牡蠣とシメジのポン酢炒め、ブロッコリと鶏もものマカロニグラタン、ゴマ豆腐スンドゥブ、キュウリのぬか漬け、バンバンジー風たれのささみとレタスとトマトのサラダ。
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