日別アーカイブ: 2014年11月11日

【本】『人間の手がまだ触れない』ロバート・シェクリイ

SF的寓話短篇集。
SFという概念を日本が輸入したとき、この作家は新鮮に感じられたらしい。
往事の星新一氏や筒井康隆氏を彷彿とさせる。
古き良き時代のSFだが、経年劣化は免れられない。

この短篇集は物語の形式が寓話で、設定レベルがSFのものが圧倒的に多い。
「怪物」「体型」「専門家」「儀式」は異星人側から観た地球の文化・文明批評となっているこっけい譚。
(初期ウルトラシリーズの怪獣譚が、日本について文明についてのメタファーであったように)
今やその設定はもうパロディでしか成り立たないほど使い古されている。

しかし特に「人間の手がまだ触れない」「専門家」などの短編は、使い古されたテーマであり素材であるにも関わらず、登場する怪物の造形やキャラクター、語り口がいまだ魅力的だ。
経年を経て何が残り何が色褪せるのか、ここに若干の示唆があるのかもしれない。

【日記】14年11月11日 体重59kg

五時起床。
猛烈に眠い。
毎朝スッキリ起きることができる日など年に数えるぐらいしかない。
自分が起きなければならない理由を朦朧としながら探し探しいやいや起きている。
目覚めは苦痛でしかない。

午前、コラージュの原稿。
パソコンに向かって悪戦苦闘。

九時九分より公園を三五分ジョギング。
曇り空、風が冷たい。
Pink Floydのアルバム「The Wall」を聴きながら走る。
二枚組のアルバムなので、今日一度聴いただけでは片鱗しか味わうことができない。

午後はクイズ原稿のラフ作成。
ずっと悶々としている。
なかなかスッキリとしたスケジュールで仕事できない。
いつも自分で自分の首を絞めている。

二三時就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年11月11日

こんな本を読んだ! 14年11月11日
【本】『人間の手がまだ触れない』ロバート・シェクリイ

【食】14年11月11日

朝食、焼きサンマ、サーモンとタコとセロリのマリネ、ご飯、ソーセージとトマトとレタスとチーズのサラダ。
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昼食、牡蠣とシメジのオイスター炒め、ネギゴマ豆腐、トマトとアスパラ菜のサラダ、ご飯、ぬか漬け、焼きメカジキ、煮玉子、サーモンとタコとセロリのマリネ。
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夕食、豆乳にフルーツグラノーラ。
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