「例のあの人」とハリーは決戦のときをむかえる……
最後まで行き当たりばったりな展開。
演出が間延びしすぎ。
主人公の危機から逆転に至るまでのシーン、緊張感が続かない。
最高のタイミングでクライマックスを迎えることができたのに、中途半端に原作に忠実であろうとしたためか、どっちつかずになっている。
それにしても最後までハリーの主体的な選択しない感はすごい。
最後の命を賭けた選択を含め、全部段取り通りなんて。
そういえばクライマックス手前、セブルス・スネイプ先生のとあるシーンでようやく涙をながすことができたが、そこにいたるまでシリーズの第一話から第七話まで映画を観た時間は合計二〇時間近く経過……
涙のコストパフォーマンスが悪い。