月別アーカイブ: 2014年4月

【本】『鉄腕アトム(8)』手塚治虫

「ウランちゃんの巻」ロボット同士の格闘技大会になぜかアトムの妹ウランちゃんが参加。敵ロボットのホンコン代表レン・ターンが、キン肉マン悪魔七超人編で一コマだけ登場したプリプリマン(顔がお尻)みたいで適当なデザインに笑ってしまう。冷静に考えるとそんな顔お尻ロボットが平時に活躍するとも思えず何のためにこんなロボットを作ったのか謎。
「デッドクロス殿下の巻」小学校低学年時に既読済み、印象に残ったのか細部に至るまで覚えている。ラスト、殿下がマスクを取るとその正体は……ってマスクの下に見えていた素顔の顎も含めて仮面だったって、それは反則じゃないのか? ライダーマンの下に見える顎も仮面ってことはないだろ……騙された感でクラクラした当時の感情がまざまざと蘇ってくる。
「白熱人間の巻」最強の敵こそシンプルな姿という発想は『ドラゴンボール』のフリーザ最終形態の嚆矢ではないか。

【映画】『それでも夜は明ける』:ユナイテッド・シネマとしまえんで鑑賞

長回しがすごい! 白人の主人がランプで顔を照らして行う長回しの詰問に、主人公の気持ちがダイレクトに伝わってきて観ているこちらが息苦しくなる。
時間軸がトリッキーにコラージュされていたり、音や映像が食い気味に重なったクロス演出を繰り返すのに観ていて混乱しない。
この監督はどんな匠だよ、と感心。

【本】『鉄腕アトム(9)』手塚治虫

「ホットドッグ兵団の巻」小学校低学年時に読んだ『鉄腕アトム』の中で最も印象に残った漫画。犬をさらってきて脳を取り出しサイボーグ部隊にするという発想が怖い。サイボーグの頭に縫い目のあるデザインが、奥に脳が埋め込まれていることを暗示していて怖い。何よりも犬の習性がよみがえったサイボーグが犬小屋に入って安らかな顔をしている絵が……怖く、そして悲しい。クライマックス「元の体に戻りたい!」と叫ぶサイボーグを見て小学生の頃と同じく泣きそうになる。手塚漫画の中でも思い入れでトップクラス。

【本】『鉄腕アトム(10)』手塚治虫

「第三の魔術師の巻」デジタルコピーしたロボットの人格はオリジナルと同じか問題。ロボットに魂がないならこの話はハッピーエンドだけれども、そもそもロボットに魂がないのなら『鉄腕アトム』という物語の根幹が崩れてしまうことになる。だからこれは切ないラストだと思う。

【本】『鉄腕アトム(11)』手塚治虫

「アトム対ガロンの巻」小学校低学年の頃、アニメで観たことのあるエピソード。どうしてもガロンに勝てないアトムが最後に「ここをお前の星と同じ重力にしてみろ!」と、とんちを使ってガロンを地球の外へ放逐することに成功する。アトムが考えた「もし(その)星の重力が地球より少なければ」空気が吸い込まれて上昇する……それがとんちの根拠だが、半分の確率のただの賭けじゃないか!と子供心に、腑に落ちなかったことを思い出す。

【本】『鉄腕アトム(12)』手塚治虫

「地球最後の日の巻」横山光輝『マーズ』と同じく、宇宙から送られてきた人間そっくりの爆弾が主人公。彼が爆発するかどうかは周囲の人々の善意に関わってくるわけで、僕も他人にほんの少しでも優しくしようと思った。窓の外であの歩いている人も本当は爆弾で、僕の些細な一言で地球が粉々になるかもしれないから……

【本】『鉄腕アトム(13)』手塚治虫

「地上最大のロボットの巻」浦沢直樹氏が『PLUTO』のタイトルでリメイクしたその原作。物語もそうだが、この頃の手塚氏の絵は脂が乗っている。デザインも漫画的な演出も。小学校低学年時に初めて読んだ僕ですら次々と現れるロボットにワクワクしたのだから、当時リアルタイムで読んでいた子供は尚更だったろう。この物語のロボットの中には完全な悪役はいない。しかし立場、生き方の違いで戦わなければならないのだ。ウランがプルートウにワッペンを貼るシーン、ウランのことを気にするプルートウが泣けて仕方ない。

【映画】『あの頃ペニー・レインと』

この映画の主人公と同じく、僕も昔、バンギャルと親しい関係になっていたことがある。
彼女が話す過去のミュージシャンとの経験談を、聞いていて僕は心苦しくなったものだった。
それから何年後、ネタに困った僕は彼女から聞いた話をのちにスキャンダル誌で漫画に描いてしまった。
映画の中の主人公は、ミュージシャンとグルーピーの複雑な関係の中で自分が何を書くべきか葛藤し、苦しむ。
それに比べると僕は……

【本】『鉄腕アトム(14)』手塚治虫

「ロボイドの巻」ロボットの進化した人類のロボイドという設定が面白い。しかし物語が進むに連れ単なるロボットプロレスものになっていく。この作品が「地上最大のロボットの巻」の後でなければこういう展開にならなかったのかもしれない。先に成功したパターンが踏襲されているうちにマンネリにつながっていく?

【本】『鉄腕アトム(15)』手塚治虫

「青騎士の巻」ミステリとしてひねりのある展開なのに、結局、途中からロボットプロレス。そもそも『鉄腕アトム』はアトムをテーマに手塚氏の物語る技術の巧みさを読む漫画だったのが、「地上最大のロボットの巻」を描いてしまったばかりに読者の期待するものがロボットプロレスものになってしまう……成功したばかりに足かせが強くなるジレンマ、自家中毒に陥っているように見える。

【夢】弟とドラクエのフィールドを歩いている。

実際にモンスターがエンカウントで現れる広野で二人パーティーを組み、レベルを上げながら会話をしている。
時間経過、いつのまにかそこは僕の実家で、僕はプレイ中のゲーム画面を観ながら弟と会話をしている。

弟を残して、当時付き合っていた彼女と中華料理屋へ行く。
気が付くと僕は上半身裸。
誰にも気付かれないようにさり気なく上着を羽織ると、胸ポケットに入っていた携帯が床に落ち、店中に音が反響する。
気まずい顔をする彼女。
「しまった」
と僕がつぶやくと彼女が怒り狂う。
「そこまで非常識なことを言うとは思わなかった!」
売り言葉に買い言葉、自分はそこまで非常識なことをやったとも思わないので、
「店を出よう!」
と彼女を連れて席を立つ。
出口に立っていた給仕のおばさんに
「僕、非常識なこと言ってましたか?」
と聞くと
「しまった、と言っていただけで非常識なことは言ってなかった」
と言う。
彼女を見るとちょっと機嫌が治った様子だ。

店を出て大通りを歩くうちに周囲が沖縄になっている。
夢の中で一〇年ぶりに歩く沖縄は、どの道も途中で途切れ、廃墟っぽくなっている。
「あの後バブルが何回か弾けたせいもあるのよ」
と彼女は言う。
曲がり角の先が茂みになっていたり、坂を上がると唐突に垂直な崖、横道にそれて降りるとまた茂み。
さっき、弟と歩いていた(ドラクエの)フィールドの方向を目指して歩く。
その近くに彼女の自宅があるのだ。
ふと、彼女の顔をよく見るとあまりに白くて、彼女じゃないような気がしてくる。
「お前は誰だ!」
と何度も叫ぶ。
カメラ(視点)がグルグルまわり、僕が叫ぶたびに彼女の顔がはっきりしなくなる。

僕の発した言葉がきっかけで二人の関係が決定的に壊れたような雰囲気になる。
仲直りに飲み屋へ行こうと提案する。
一〇年前訪れたときによく行った沖縄の飲み屋に入ろうとすると、経年劣化よりも早くぼろぼろに寂れており、衛生的に問題がありそうだ。
仕方なく飲み屋は断念、彼女の家で休むことにする。
彼女の部屋には部屋の大きさと同じ大きさの湯船があって、その中に入らせてもらう。
湯船から身体を出して彼女の衣服棚を物色していると、後ろから彼女の笑い声。
隣のリビングから彼女が見ていたのだ。
僕も気まずく笑う。
湯船から出て、リビングの彼女のもとへ行く。
リビング全体が一メートルぐらいの高さに床が底上げされており、上に二人の布団が並べられている。
何故か悲しい気持ちになる。

【映画】『LIFE!』:ユナイテッド・シネマで鑑賞

主人公の妄想癖が他人ごとに思えない。この映画を観に行く途中の電車も考え事をしていて二駅乗り過ごしてしまった。
妄想のなかで主人公はアクション映画みたくビル街を駆け飛び回るが、いざ現実に冒険を始めると、妄想癖は治り同時に映画的には普通になっていく。
それを補うため壮大な映像と音楽で盛り上げようとするが、僕はだまされない。

【本】『鉄腕アトム(17)』手塚治虫

「顔のないロボットの巻」顔を探すロボットというだけで引きはじゅうぶん。ラストがあっけなくて少し物足りないが。
「1億年前の犯罪の巻」半村良氏『妖星伝』を思い起こさせる設定。ラストは何かの要請があったのだろうか、いきなり数ページでドタバタ終わっている。

【本】『鉄腕アトム(18)』手塚治虫

「ゾロモンの宝石の巻」実体のない幽霊のようなロボットが現れ、そのロボットが探す小さな宝石の中に一つの世界が閉じ込められている……そこまでは興味深い展開なのに、やはり途中からロボットプロレス。「地上最大のロボットの巻」は娯楽作としていちばんよく出来ていたと同時に、その後『鉄腕アトム』の物語の幅を狭くし寿命を縮めたという意味で功罪相半ばする。

【本】『鉄腕アトム別巻(1)』手塚治虫

いろんな雑誌で掲載されたスピンオフ『鉄腕アトム』を集めたもの。
「アトム二世」アトムが自分を大量生産してアトムの顔をした二世が世界中に、アトム自身は女を百人も囲って王様ぐらし。そのアトムに向かって「イヨー 性戯の味方ーっ!」って手塚氏本人が描いているから許されるようなものの、手塚氏はどこまでもサービス精神あり過ぎる!
「アトムの最後」アトムとしてはあまりにも救いがなさすぎる物語に、『アラバスター』と同時期に描かれたということで納得。

【本】『鉄腕アトム別巻(2)』手塚治虫

第二期アニメ版『鉄腕アトム』と連動して小学校低学年誌向けに連載していたもの中心に集められている。当時流行りの要素を取り入れ、ロボットに動力パイプがついている。ロボットの関節が、横にボルトが止めてあったり蛇腹になっていたりと若干構造を意識して描かれている。ただし内容は低学年向けなのでオチは大概とんち話的なくすぐり。
ラスト収録「シルバー・タワーの巻」だけ対象年齢の高い少年誌向け読み切りで、文明批判まで飛び出すシリアス過ぎる内容。アトムは両腕を引きちぎられ内臓のような部品をはみ出させながら敵と戦う。

【本】『ナスビ女王』手塚治虫

あとがきより、以降少女漫画で扱うことになるテーマのほとんどがここにあるとのこと。
確かに一昔前の少女漫画はこんなイメージだった。身分相応以上の望みを持ったものは没落し、相手を殺すほどの悪意を持ったものは自ら招いた失敗で死ぬ。絵に描いたような因果応報……イソップ寓話。
手塚氏の同時代の他の漫画と比べると、コマ割りが大きくて話のチャカチャカ感が少なく、読みやすい。

【本】『アトム今昔物語(全3)』手塚治虫

一九七〇年前後の日本にアトムがタイムスリップ。アトムと現代(この漫画が描かれた時代)をリンクさせようという試みだろうか?
アトムとバッタ人間をコンビにする意味がわからない。案の定、途中からバッタ人間が話に絡まなくなる。最初からバッタ人間なしでもじゅうぶん話が成立するし、そのほうがシンプルでよかったのでは。
漫画の神様の考えていることはわからない。

【本】『空気の底』手塚治虫

何と! 僕の持っている大都社版と半分ぐらい内容が違う……未読の短編(微妙な出来)が増えて、好きだった短編が無くなっている。手塚氏の中で一番好きな短篇集だったのに、全集版はイマイチ。
巻末「ふたりは空気の底に」がこの短篇集で最もSF色が強いからというわけではないけれど、はかなげな雰囲気で一番好き。

【本】★★『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』リズ・ダベンポート

机周りの整理を、物理的なモノだけにとどまらず、情報、スケジュール管理の観点も交えて説明されている。片付けというよりは仕事(作業)に対して実践的な内容。

メモ:
捨てるか、とっておくかの判断に三〇秒以上かけては駄目。
1:デスクをコクピットにする。
└手近に置く(机の上に出す)のは毎日使うのものだけ
└毎週使うものは引き出しの中(二軍)。
└毎月使うのものは部屋の中、それ以外は部屋の外。

イントレー

読み物トレー

保管トレー

文房具いるものと要らないものの区別:使ったものにポストイットをつける→使わないものは二軍へ

2:毎日の「管制塔」を持つ。
管制塔をデスクの見えるところに立てておく。
└1:用件全てを書き留める……リストにA緊急性 B重要 Cやった方がいいランクをつける。Aの中にはA1、A2……   
└2:一つしか作らない。
└3:一日ひとつのレーダースクリーン。

レーダースクリーンに割くページは一日見開き一つ、以降は一週間、一ヶ月、一年……の単位

仕事の予定は逆算で作る。

3:書類の駆け込み寺を作る
保留ファイル
└1:入れる前に管制塔に用件やアポを書く 
└2:管制塔に書いてないものは保留ファイルにに入れない。
└3:保留ファイルに入れる前に管制塔に覚書きを書いておく。

移動する用のキットを作る。

何をしたらいいのかわからないときの魔法の言葉。
「自分がすべきことはなにか」

集中力が発揮できる状態に入るには二〇分必要だが、集中が溶けるのは一瞬。集中が続けられる環境を作ることが一番大事。

毎日の習慣
一日の計画をチェック……リストに優先順位

計画を番号の順番に実行。

チェックマーク

仕事が終わると、デスクの上は綺麗に。

【本】『図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術』

整理するテクニックとそれにうってつけのガジェットを企業の協力で具体的に紹介。若干の宣伝広告臭。

メモ:
●見出しラベルを右上に。

●クリアフォルダーで領収書を管理

●ノートは日付/分類(企画、資料、打ち合わせetc.)を明確に

●仕事のPlan計画Do実行Check評価Act改善を繰り返す
P C
↓↗↓
D A

【本】『LIFE PACKING(ライフパッキング)【未来を生きるためのモノと知恵】』高城剛

まず理屈抜きに他人のカバンの中は面白い。持ち物にこだわりのある人のモノならなおさら。
数年前、一〇万冊の書籍が並ぶ著者高城氏の書斎を観てこういう生活ができるようになりたいと憧れたものだが、よくよく考えてみると一〇万冊って一日一〇冊読んで読み終わるのに三〇年かかる量。書籍を三千冊強所有している僕ですら整理しきれないのに、この人はどう情報を処理しているのだろうと訝しんでいたのだが、この本を読んで納得。
一〇〇〇冊ぐらいスキャンした他は全て処分したとのこと。高城氏の立派な書斎は自己表現の一つだったのだ。
カバンの中身じたいは男の冒険心をくすぐる、旅グッズ満載。最先端のガジェットを使いこなしながら、ホメオパシー、瀉血キットなどなど科学的根拠が??なものが混在しているあたり、スティーブ・ジョブズが東洋文化に傾倒し禅に傾倒した仏教徒だったことを連想させる。
……にしても、「どこでもDJコンソール」を持ち歩いてどうするの? 
二〇年近く前から思っていたのだが、結局、高城氏って何をやってる人?

【本】★『超・オフィス整理術 仕事ができる人はなぜデスクがきれいなのか』小松易

デスク周りのモノの配置について、こうあったほうがよいという具体例を納得いくよう理屈で説明する。
片付けはダイエットと同じで、散らかった(太った)ときに整理する(痩せる)のではなく持続させるための恒常的なシステムが必要だということ。
これは感覚で説明する近藤麻理恵さんの真逆の方法だが、同じ結論。

メモ:
●整理するときのポイント(これの繰り返し)
外に出す:一箇所に集める

分ける:減らす基準を決める

減らす

しまう

●文房具は一軍と二軍に分ける
二軍に入れて一ヶ月以内に使わないものは処分。
デスクの上にはパソコンと電話だけ。

●引き出し
一番:文房具
二番:小物
三番:保管書類

●パソコンの中の書類:三回のクリックで見つかるよう整理

●片付けるときは一五分一セット。

【本】『整理HACKS!―1分でスッキリする整理のコツと習慣』小山龍介

整理について、理屈よりも具体的な実践方法を簡潔に紹介。サプリのような印象。手っ取り早く整理ガジェットの情報を仕入れたい人にはいいのではないか。

メモ:
●フォルダ名は全て同じルールでetc.「プロジェクト/書類名120426」

●EYE-FIなどのWi-Fi付きのSDカード

●小物を透明ポーチに入れて整理。

【映画】『グッドフェローズ』

ギャングは何よりも気遣いができないいけないのだな。ちょっとした機転の効かなさが命取りになるって……空気を読めない自分には地獄のような世界だ。
あとは度胸と行動力。これも自分にない要素で、要するに僕はギャングに向いてないってことか。
ギャングにならなくてよかった!

【本】『サンダーマスク』手塚治虫

珪素生物というアイデア、現在ですら一般的に馴染みがないのに四〇年以上前の少年誌ではどういう反応だったのだろう。これが打ち切りの原因のひとつ? 設定はともかく、展開自体は面白く、もっと広がりそうだったのに一巻で無理やりまとめたのが勿体無い。
この頃の手塚氏は絵の描きとばし感が半端ない。

【映画】『狂い咲きサンダーロード』

スネオみたいな声、顔も貧相なこいつが主人公がなぜ主人公? どの登場人物の価値観にも共感できなくて、ルドヴィコ療法みたくひたすら不条理劇を観させられているような拷問。
この映画前後の文脈がわからないからどうしてこうなったのか推測することもできない。僕の勉強不足です、スミマセン。

【映画】『ラスト・ボーイスカウト』

西部劇でなかったことに驚いた! 何の勘違いか自分の中で最後のガンマンをスカウトするような映画を観るつもりになっていた。ブルース・ウィリスつながりでラストマン・スタンディングとごっちゃになっていたんだ! 
ダイ・ハードみたいなチョイゆるクライムアクションで、妙に心地いい。トニー・スコットはいつも手堅く面白いなあ〜。
クライマックス、敵が悪事を暴露されるところの心の動きをもっと見たかったが、そんな丁寧な演出もなくスピーディーに全員成敗。