今から一〇〇年前の出来事、機関車が走っている。
少女は客席の一番前の窓際の席に座り、少女の隣の通路側には知らない男、僕は通路を挟んだ席に座っている。
僕は何とか少女を助けようとしている
昔の出来事だからか、映像が白黒で粒子が荒い。
前で待ち伏せしたドイツ軍から大砲の砲弾が飛んでくる。
客席はどんどん壊れていき、木片になっていく。
ばらばらと周囲に破片をバラまきながら、機関車は疾走。
いつの間にか僕と少女はその光景を外で見ている。
機関車が囮になって、少女が助かればと思っている。
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【夢】僕は近所のマンションに入る。
【夢】宇宙人が襲来して人類を追い詰めている。
【夢】地震が起こることがわかり、学校の屋上に避難している。
【夢】僕は母と一緒に夜道を歩いている。
後ろから誰かに呼び止められる。
振り向くとそれはT誌の編集長で、僕を羽交い締めにして親愛の情を示す。
「松田くんに手伝って欲しいんだ」
と母を放ったらかして僕を無理やり引っ張っていく。
そこは漫画家(名前は不明)さんの仕事部屋兼自宅。
漫画家さんとアシスタント登場、彼らは今流行の脳と脊髄がプラスチックの容器に入れられた機械人だった。
廉価の身体なので、一昔前に夜店で買ったプラモデルのようにチープな色づかいのパーツが組み合わさっている。
神経が末端までついていないので、もちろん痛みを感じることができない。
時間ごとに脳の入っている容器の中の液体を取り替えなければならない。
締め切りが間に合わないというので僕は原稿を手伝う。
売れっ子のようだが、プラスチックの身体で仕事をする漫画家にうらやましさを感じない。