備忘ログ」カテゴリーアーカイブ

あんなことこんなこと、本や映画や夢や食べ物のことなど、様々な日々の出来事を記ログしています。
数年前から物忘れがひどくなってきて、何でもかんでもメモしないと不安になってきました。
ここは僕の第二の大脳皮質、記憶を司る場所です。

【日記】2008年11月01日(土)

ネームがいっこうに進まないのは何故?
この仕事、向いてないのかな……

アシスタントM(仏)さんが来る。
昼過ぎ、高校の同級生松尾が東京へ来たついでにうちに寄る。
アシスタントと松尾と連れ立って二代目海老そばけいすけへ行く。
松尾がずっと店員に話しかけている。

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【日記】2008年11月07日(金)

部屋を片付けたり、図書館へ行ったり。
夜、高田馬場で編集者のU田氏、F田氏と打ち合わせ。
打ち合わせの後、U田氏に付き合って、自販機横で二人でチューハイを飲む。

その後、U田氏の提案でキャバクラへ寄る。
キャバクラをU田さんは目の前の女性に求婚。
出ると、通りでU田氏はタクシーを蹴って運転手を怒らせる。
学生に喧嘩を売る。

怖くなってきたので慌ててU田氏の部屋へ、手を引っ張って連れていく。
猫がベッドの下に隠れている。
二人で一緒の布団で眠る。
この秋一番の冷え込みで寒い。
U田氏さんは寝ぼけて僕に抱きついてくる。

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【日記】2008年11月08日(土)

九時過ぎ寒さで目覚める。
がたがた震えて毛布をかぶり、昼近くまで編集Uさん宅でうだうだしている。
家に帰宅して、U田氏からもらった三〇本のエロDVDを観賞する。
風邪をひいたのか、頭痛と眠気で布団に潜り、目覚めると夜。
二二時頃、編集S原氏が来て打ち合わせ。
身体がだるい。

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【日記】2008年11月09日(日)

ずっと無気力。
本を読んだり眠ったり。
ものすごく焦る。が、歯車がずれて何も出来ない。
眠ることが出来ずに六時過ぎまで起きている。

読んだ書籍。
清涼院流水『ジョーカー 涼』
清涼院流水『コズミック 水』
上橋菜穂子『 闇の守り人』
上橋菜穂子『夢の守り人』

なんだかんだで今日二〇〇〇ページ近くの文章を読んだ。

明日からはたまった仕事を消化していかなければ…

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【日記】2008年11月10日(月)

朝、寝起きでうつらうつらしながらテレビ録画した映画鑑賞。
『メカゴジラの逆襲』
敵宇宙人がブラックホール第三惑星人……いい加減な設定だな〜。

二テラのハードディスクが故障。
修理のためには全データをバックアップしなければならない。
大量のデータをどこにどう保存すべきか、ずっとドタバタ。
うだうだとしているうちに夜。
夜になっても仕事らしいことをしたりしなかったり。
……………………
どうもエンジンがかからず、ダラダラ時間を過ごしている
一〇代の僕が、今の僕を見るときっとがっかりすることだろう。

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【夢】僕は編集Fさんと沖縄で取材している。

(ちなみにこの夢の時点で僕とFさんは一週間前に初めて打ち合わせしたばかりで、人となりは知らない)
漫画のワンシーンでうどんを食べる絵が必要になり、Fさんのポーズ撮影をすることになる。
Fさんにうどんを食べてもらうがなかなか意図が伝わらず、
「違うんです!」
「この角度に箸を持って!」
声がつい大きくなる。
イライラがFさんにバレたらいやだなあと思いながら僕は撮影を続けている。

【日記】2008年11月11日(火)

朝、アシスタントのM瀬さんが入ってくる音で目覚める。
体内から眠気がなかなか抜けていかない。
M瀬さんの作業中、いったん家を抜け16時半に編集U田さんと新宿南口で待ち合わせ。
新宿御苑でライターの北尾トロさんに話を伺う。
19時頃帰宅。

M瀬さんがとても貧乏なことを知り、かなりショックを受ける。
モデルのバイトや部屋をレンタルする仕事などを、M瀬さんに提案したが断られる。
もう少し営業して仕事をとってこなきゃ…等いろいろ思う。
イラストのラフを描いてB編集部へFAX。
二二時頃、M瀬さんは帰宅。

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【日記】2009年12月31日(木)読んだ本とか

今日読んだ書籍。
ロバート・ゴダード『永遠に去りぬ』

最近読んだ書籍。
殊能将之『黒い仏』
殊能将之『キマイラの新しい城 』
ロバート・ドレイパー『ハドリアヌスの長城』
川上健一『透明約束』
原田実『日本トンデモ人物伝』
上橋菜穂子『獣の奏者 戦蛇編』
上橋菜穂子『獣の奏者 王獣編』
谷甲州『惑星CB-8越冬隊』
J・B・ハリス『ぼくは日本兵だった』

最近読んだ漫画。
三浦建太郎『ベルセルク(34)』
あずまきよひこ『あずまんが大王(全4)』『よつばと!(1~8)』

【考】生肉について

俺は小さい頃から生肉に異常な執着があった。牧場や動物園に行くとまずこの動物はどんな味がするのかなあ、といつも想像していた。しかも焼いたり煮たりとかあまり加工しないで生の状態でかぶりつくところとか。
だから取材で食肉センター動物を殺す瞬間の映像を観ても、実際に豚がどんどん解体されている作業場を見学しても、食べ物にしか見えなかった。

ところが肉だ肉だとテンション上がっている最中、ベルトコンベアの上に流れていく動物の内臓を見て、唐突に僕は気分が悪くなってしまった。
それはおそらく、人間の内臓との共通項を見つけてしまって、食べ物として見ることができなくなってしまったからなのだろう。この切替えが不思議なのだが、その一時間後、焼肉屋へ行って同じものを見ると、また食べ物にしか見えないのだ。焼肉屋の内臓は食べ物でしかない。

思えば僕たち人間は、肉を見ておいしそうと思うけど、人間を見ておいしそうって思わない。おそらくそれは人間だけが、共感するという感情を持っているからではないだろうか。「自分が食べられたら痛い!」 動物の死に対して僕たちが一定の配慮をするのは動物にすら自分を重ねるからなのだろう。
そして屠殺でどういう態度をとるかはその国の死に対する考え方や文化が関係してくるのではないか。僕の国の屠殺につながる歴史や差別などを考えると、もっとオープンにして、生き物が食べ物になる瞬間を見なくちゃならないんじゃないかと僕はこっそり思った。自分の手でさばいた軍鶏は美味しかったよ。