こんな夢を見た!」カテゴリーアーカイブ

これは僕の見た夢の話で、実在する人物や団体に一切関係がありません。
 
このカテゴリーの目次はこちら→こんな夢を見た!

【夢】僕は終電で帰宅中。

寝過ごして目を覚ますと電車が車庫で正面衝突寸前。
僕は先頭車両に乗っている。
衝突する瞬間からスローモーションになり、僕が後部車両へ向かって走るその足元から車両は粉々に砕けていく。
間一髪、後ろの車両へ飛び乗り逃げることに成功。
現場は大惨事、騒然となっている。
しかし、僕が朝帰りしてテレビをつけると報道管制からかどの局にもニュースが流れていない。

【夢】僕は舞台の上でカラオケで歌うことになる。

どこかのホール、満席の観客が見守っている。
いつのまにか、観客席の中央にアルフィーの三人が座っていて、その時あろうことか僕は「星空のディスタンス」を歌っている。
坂崎さんは僕に優しく手拍子を打ってくれて、ちょっと感激する。

【夢】僕は山を登る取材をしている。

メンバーはナイナイの岡村さんと編集(誰か特定の人ではない)と僕の三人。
急角度の岩だらけの川をよじ登る。
岡村さんに滅多なことを言うと精神的に不安定になるかもしれないのでどういう話をしたらいいのか悩む。
暗くなってようやく山頂の寺にたどり着く。
「そういう施設でないので本当は泊まらせたくないが、頼まれたら断れない」
と受付の人が言うが、頼み込んで泊めてもらう。
泊まらせたくないと言った割には夕食の精進料理は美味しい。
暗い寺の一室、木の床の上に川の字になって眠る。

早朝、寺を出て下山する。
夕方になって駅に到着、切符を買うと東京まで一四〇〇円。

記憶が飛んでまた別の日、取材に出ている。
その日は僕が車を運転している。
慣れないため、何回も僕の車が車線を逆走している。
車を反転させるため、交差点で道を曲がり南へまっすぐ走っていく。
道は鉄橋へと至り、河川敷の向こう岸の橋を降りたところに下山したとき到着した駅があり、位置関係がわかる。

【夢】高校の卒業式に出席している。

僕はずっとその風景を撮影している。
クラスでお別れ会をすることになり、僕は演出を任されている。
大喜利をすることになり、面白い答えを出さなかった友達に、
「このビデオは一生の思い出になるからいまの一瞬一秒を大切にして、もっと面白い答えを考えて!」
と何度もダメ出しをしてやり直させる。

【夢】僕は帰宅するため、プラットホームに入ってきた電車に慌てて飛び乗る。

電車のスピードが遅いことで各駅停車に乗ってしまったことに気づく。
時計を見ると二二時過ぎ、電車は千葉から総武線を西へ向かっている。
念のため携帯で終電検索をすると案の定東京駅付近で終電が終わり、今夜は帰宅できない。
それならいっそ、自宅へ帰らずに東北を目指そうかと考える。
幸いカバンの中には勉強道具が入っている。
英語のノルマも果たせそうだ。
(僕は高校三年で大学受験の勉強をしている)

スケジュール帳を開くと現在夏休みの八月、今日は日曜日、二日かけて東北に到着しても一二日の金曜日まで四日滞在することができる。
意識を日本海側の東北へ向けると、新潟の田舎道を曇り空の下を海に向かって僕が歩いているイメージが浮かぶ。
そうと決めると下車、乗り換えのため駅から駅へ歩いて移動する。
「デビッド・リンチ監督が新作映画を作っているが、先のストーリーを考えず、即興的に家で撮影しているらしい」
iPodのイヤホンから録音したラジオ番組のDJが喋っている声が聞こえる。
いつの間にか大阪の御堂筋通り、曇り空の下、高層ビルの足元を歩いている。

【夢】僕は大学のワンゲル部員たちと近所の山を歩いている。

僕は近所の山に詳しいので、近道を教えたりいろいろなウンチク話をしている。
ここらへんの山小屋に友達が就職していることも皆に教える。
話は盛り上がり、意気投合、皆で山小屋へ遊びにいくことになる。
ところが僕は何か嘘をついているらしく、山小屋の友達とワンゲル部員が会うことを恐れている。
山道から車道に降りる。
田園地帯をしばらく歩くとトンネルに入る。
後ろからトラックが走ってくる。
僕は車に隠れるようにしてトンネルから素早く出て斜面を駆け上がり、出口の上の茂みに姿を隠している。
皆は気づかず、トンネルから出て車道を先へ歩いていく。
僕は両親と合流する。
市内の山間部にモデルハウスが並ぶ新しい宅地が出来ている。
モデルハウスの一つ、純和風造りの家に入る。
リラックスできる雰囲気で、布団が敷いてある。
母は泊まりたがっている。
ここに住むのはいいのだが駅から遠すぎるのではないか、と僕は心配している。
モデルハウスの並ぶ道を歩いていくと広場があり、駅に向かって僕らが乗るはずのバスが走っていく。
一瞬焦るが、よく考えると両親と僕は車があるので心配しなくてもいいことに気づく。

【夢】僕はジェット機の客室で座っている。

燃料代の高騰でジェット機は低空飛行を余儀なくされている。
電車の高架橋をくぐり、電線と地面の間をぎりぎりで飛んでいる。
建築物にニアミスしそうで、僕はずっとひやひやしている。
操縦士の技術が高く、それなりに安心感のある飛行だということが次第にわかってくる。

【夢】僕は知らない八百屋で野菜を買っている。

ちぢみほうれん草がないかと尋ねると、店のおばさんがブロッコリを持ってくる。
最初は疑問に思ったが、しばらく経つと自分の手に持っているものがブロッコリからちぢみほうれん草に変わっていたので納得する。
買った食材をどんどんリュックに入れていく。
登山用のリュックはパンパンに膨れ、中からパック詰めされた牛肉が飛び出す。
大学の漫画研究部の新入生歓迎会で使う食材なのだ。
新入生歓迎会を行うホテルへ移動、クレジットカードのポイントを使うとただで泊まることが出来るのでちょっとお得だ。
フロントで立っていると、後ろから明らかにヤクザとわかる男達がエレベーターに入っていく。
彼らは自分の隣の部屋に宿泊しているのだ。
ホテルの部屋に入ると、漫画研究部の新入生歓迎会が始まっている。
散らかった大学の部室のような光景だ。
新入生ですでに一人漫画家としてデビュー済みの人がいる。
友達の毛利いわく、彼が新人賞をとったのはもう二〇年近く前とのこと。
そういえば、大学時代に読んだジャンプ新人増刊で彼の受賞作を見たことがある!
懐かしく思う同時に、まだ漫画家として独り立ちしていないという彼を見て業界の厳しさを実感する。

食べている食事に意識を移すと、東北の放射能汚染が進んで食物が汚染されていることがわかる。
汚染を除去する方法を試してみる。
目をつぶりまぶたの上に牛乳を垂らす。
しばらくすると浸透圧の関係で汚染物質の大きな粒子がまぶたで濾過され、目の中が牛乳でいっぱいになる。
目の中にたまった牛乳を取り出して同じことを繰り返し牛乳をきれいにしていく。
皆、自分の席に座って上を向いてまぶたに牛乳を溜めている。
気が付くとそこは東北から移動中のバスで、外を見ると首都高速を移動中、空は白にかすかな橙色が混じり霞がかった夕暮れだ。
今までのことは全てハンディカムで撮影された映像だったことに僕は気づく。
カメラはゆっくりと視点を移動させ、夕暮れの空からビルのシルエット、窓ガラス、バス内の座席に座る人々へ、そして映像はなめらかに暗くなっていく。

【夢】フランス人のアシスタントと歩いている。

彼女は二年前雇っていた実在の人物だ。
仕事場からしばらく歩くと坂になっていて、その下に移民の街が広がっている。
彼女の家もそこにあって家族と一緒に住んでいるらしい。
移民たちの通う教会でクリスマス会らしきものが開催されている。
僕も参加するため練習しているが、なかなか台詞を覚えることができない。
このまま本番になったらどうしよう……不安でいっぱいになっている。
大きなカンニングペーパーを丸めて用意するが、その不正が皆にバレそうで怖い。

【夢】僕は自宅でドキュメンタリ番組を観ている。

途中から観ているのか体験しているのかはっきりしなくなる。
そのドキュメンタリ番組は、南半球にあるという緯度に沿った線状の亀裂について取り上げている。
亀裂の深さは人間の身長ぐらいで幅は数メートル、長さ数十メートルから数十キロ単位に及ぶ。
地球の磁気が影響し、地球上の様々な地面に穿って作られた自然の亀裂だ。
中を覗くとネギが自生している。
コモドオオトカゲがネギを食べて生活している。
不用意に近づくと危険だ。
意外と中は磁気の影響が及んでいないが、試しにネギを一本植えてみると見る見る大繁殖する。
何の力が作用しているかその正体はわからない。
乾いた地面から湧き水が溢れでている。
いつの間にか僕は沖縄の水族館を歩いているが、水槽で泳いでいる魚は、さっきの亀裂の中のネギやコモドオオトカゲと同じ理屈で成長させているらしい。
自分が何をしているかはっきりしないが、状況だけがナレーションで説明されている。

【夢】僕は女性編集者(誰かはっきりしない)に連れられて歩いている。

見上げると垂直の断崖絶壁、その表面には崖崩れが起きないようにネットが張られている。
この崖を上から命綱無しで降りる取材だ。
崖の前を通る道を隔てて交番があり、警察が頻繁に巡回している。
女性編集いわく、以前に同じことをやろうとして警察に注意されたとのこと。
崖の上へ登ると、公園になっていて地元の人が散歩している。
夜、暗くなってから警察の目を盗んで取材を決行することに。
「崖は危ないから気をつけなよ」
たまたま通りかかった親切そうな警察官が僕らに声をかけてくる。
夜、崖を降りているつもりがいつのまにか夜行列車に乗っており、僕と女性編集は屋根の上にしがみついている。
さらに意識を車内に移すと、放射能を浴びた柿を配られていることが分かる。
意識が崖から逸れていることが女性編集にバレて
「これでやり過ごそうという考えですか」
と咎められる。

【夢】実家の近所、高槻の天神山にある高台の住宅地。

僕はホームページのカレンダーをパソコンで作成している。
作業をいったんパソコンに覚えさせるとボタン一発で変換できるが、かえってミスがないか不安になって僕は何度も繰り返し確認している。
「私も手伝えたらいいんだけど」
と、僕のオーバーワークを心配して母が言う。
百貨店に画材を買いに行く。
年配の女性店員が僕のメモの入った袋を拾ってくれる。
エスカレーター横で袋の中を確認するとシステム手帳のカレンダー、ミリペンが入っている。
(カレンダーから僕の日記、日記漫画へ発想が飛躍)
元担当編集者の内田さんが日記漫画を後ろから覗き込んで、
「松田さんも大変ですねえ」
と心配している。
一週間後、大学の文化祭に僕の漫画同人誌を出品、その中に日記漫画も収録している。
文化祭に大学のワンゲル部で同じだった長木君が訪ねてくる。
先週、元編集者の内田さんと会った話を長木君にすると、
「あいつも心に風邪をひいて弱い状態なんやな」
と心配している。
ちなみに二人には何の面識もない。
「また次回作楽しみにしているわ」
そんな話をしながら駅まで二人で歩いて行く。

【夢】図書館の貸し出し期限が迫っている本を読んでいる。

短篇集のハードボイルドだ。
短編の中で、登場人物が崖を歩いている。
いつのまにか自分が登場人物になって崖を歩いている。
そこは僕が通っていた高校の裏山で、住宅街の上の崖を歩いている。
意識は、本(いつの間にか旅雑誌になっている)を部屋で読んでいる自分と、崖の上を歩いている自分を行ったり来たりしている。
旅雑誌をめくっていると、いつのまにか横にいたライターでイラストレーターで漫画家の器用貧乏村田らむさんが話しかけてくる。
「いつだったかな、松田さんの漫画のラストページの描きこみにひいたんですよ~」
僕は、それは編集の指示だと言い訳している。
村田さんと一緒に食べようと思って、姉に買ってきてもらった差し入れを開ける。
そこにはフライドポテトのMとハッシュポテト四個が入っている。
よりによって何でポテトばっかりなんや!とあきれかえる。

【夢】実家の引越し。

池袋から歩いて五分、ほどよく田舎で裏には林が広がり。
三階建てでそれなりに広いが木造中古。
母の部屋は小さくて可愛く、僕の部屋は三階でままずまずの広さ。
ところが母から、姉が三階に引っ越してくるという話を切り出される。
姉が結婚、夫と引っ越してくるので二部屋必要、僕は部屋を追い出されるとのこと。
姉の夫が江口洋介だということを聞き、そんなのは絶対に騙されているからすぐ別れるし二部屋も必要じゃない、と僕は親に訴える。
(現実の姉は、僕が二〇歳のとき結婚している)
いつの間にか、都内に引っ越す予定である弟の不動産物件探しに僕は付き合っている。
弟が泊まる予定のホテルは、新宿駅近くの古いビルの物件で一部屋一〇畳、畳の上に絨毯をのせ、しばらく住居兼仕事部屋に使うつもりらしい。
「都内がいいなら池袋駅に近い自宅の方がいい。引っ越す意味が分からない」
やんわりとやめたほうがいいと伝え、弟を自宅に連れていく。
弟も僕の家の都内へのアクセスの良さに感心していたが、
「夏は涼しそうだけど、冬は寒そう」
と指摘。
僕はケチをつけられた気持ちになりかなり不機嫌になる。
おかんが上京するというので駅まで迎えに行く。
(いつのまにか新しい家が僕の今の自宅になっている)
弟はバイクで先に、僕は自転車で後を追いかける。
田舎道を周りを見回し、近所の地図を作りながら駅へ向かう。
途中、パチンコ屋で僕は自転車を盗まれる。
人ごみの間を猛スピードで逃げていく自転車に乗った男に向かい、
「そこの灰色のジャージ!」
と叫んで追いかける。
角を曲がったところで通行人が自転車泥棒を捕まえてくれる。
「俺じゃねーよ!」
男はもがきながら叫ぶ。
「じゃあ一緒に警察行こう?」
僕がつかんだ手を男は振り払い、自転車で再び逃げ出す。
「おい! お前! 俺の自転車!」
自分の叫び声で目が覚める。

【夢】僕は映画監督を目指してハリウッドに来ている。

ちなみに昨夜見た映画は『ハリウッド監督学入門』だ。どんだけ影響受けやすいんだ。
夢破れて日本へ帰る人たちの話を聞きながら、海岸沿いの崖をカーブしながら港まで続く道を歩いている。
隣を歩いている、ライターでイラストレーターで漫画家の器用貧乏村田らむ氏が野犬をつかまえて交尾しようとする。
周囲の人はそれを止めようとしない。
ハリウッドのセレブの間で変態セックスが大流行、犬とのセックスは珍しくないとのこと。
僕一人が抗議している。
「ちょっと! それオスですかメスですか?」
オスなら大便が性器に付着するので衛生的によくないと僕は考えている。
結局、オスかメスかはあやふやなままで場面がゆるやかに変わっていく。
港近くで、小さな木の箱に薄い板を縦に指し八つに区分け、それぞれの小部屋に餅を入れ砂糖醤油の葛餡をかけたお菓子が流行っている。
僕は砂糖醤油の葛餡が漆だということを見抜いている。
西に向かって歩いているうちに、僕の母校の高校の下にある小学校の校庭を歩いている。
勝手に入って怒られないか不安になっていると、校門が開いていているので慌てて外へ出る。

【夢】社会科の授業中、僕は眠気に耐え切れなくなる。

教室を抜けだし、ロッカールームで横になって眠る。
そのロッカールームの床の上でまた夢を見ている。
校舎を移動中に階段を登っているが眠気で気を失いそうになり、スローモーションで後ろ向きに落ちていく……そんな夢。
頭をぶつける直前に後ろにいる誰かがとっさに支えてくれる。
しかし眠気に耐え切れず、誰かが後ろから支えてくれたまま、ずるずると階段にひれ伏したまま眠ってしまう。
そこでもまた夢を見ていて……

夢の中の夢、のび太のようだと目覚めてから思う。