投稿者「松田望」のアーカイブ

【夢】実家の近所、高槻の天神山にある高台の住宅地。

僕はホームページのカレンダーをパソコンで作成している。
作業をいったんパソコンに覚えさせるとボタン一発で変換できるが、かえってミスがないか不安になって僕は何度も繰り返し確認している。
「私も手伝えたらいいんだけど」
と、僕のオーバーワークを心配して母が言う。
百貨店に画材を買いに行く。
年配の女性店員が僕のメモの入った袋を拾ってくれる。
エスカレーター横で袋の中を確認するとシステム手帳のカレンダー、ミリペンが入っている。
(カレンダーから僕の日記、日記漫画へ発想が飛躍)
元担当編集者の内田さんが日記漫画を後ろから覗き込んで、
「松田さんも大変ですねえ」
と心配している。
一週間後、大学の文化祭に僕の漫画同人誌を出品、その中に日記漫画も収録している。
文化祭に大学のワンゲル部で同じだった長木君が訪ねてくる。
先週、元編集者の内田さんと会った話を長木君にすると、
「あいつも心に風邪をひいて弱い状態なんやな」
と心配している。
ちなみに二人には何の面識もない。
「また次回作楽しみにしているわ」
そんな話をしながら駅まで二人で歩いて行く。

【夢】図書館の貸し出し期限が迫っている本を読んでいる。

短篇集のハードボイルドだ。
短編の中で、登場人物が崖を歩いている。
いつのまにか自分が登場人物になって崖を歩いている。
そこは僕が通っていた高校の裏山で、住宅街の上の崖を歩いている。
意識は、本(いつの間にか旅雑誌になっている)を部屋で読んでいる自分と、崖の上を歩いている自分を行ったり来たりしている。
旅雑誌をめくっていると、いつのまにか横にいたライターでイラストレーターで漫画家の器用貧乏村田らむさんが話しかけてくる。
「いつだったかな、松田さんの漫画のラストページの描きこみにひいたんですよ~」
僕は、それは編集の指示だと言い訳している。
村田さんと一緒に食べようと思って、姉に買ってきてもらった差し入れを開ける。
そこにはフライドポテトのMとハッシュポテト四個が入っている。
よりによって何でポテトばっかりなんや!とあきれかえる。

【夢】実家の引越し。

池袋から歩いて五分、ほどよく田舎で裏には林が広がり。
三階建てでそれなりに広いが木造中古。
母の部屋は小さくて可愛く、僕の部屋は三階でままずまずの広さ。
ところが母から、姉が三階に引っ越してくるという話を切り出される。
姉が結婚、夫と引っ越してくるので二部屋必要、僕は部屋を追い出されるとのこと。
姉の夫が江口洋介だということを聞き、そんなのは絶対に騙されているからすぐ別れるし二部屋も必要じゃない、と僕は親に訴える。
(現実の姉は、僕が二〇歳のとき結婚している)
いつの間にか、都内に引っ越す予定である弟の不動産物件探しに僕は付き合っている。
弟が泊まる予定のホテルは、新宿駅近くの古いビルの物件で一部屋一〇畳、畳の上に絨毯をのせ、しばらく住居兼仕事部屋に使うつもりらしい。
「都内がいいなら池袋駅に近い自宅の方がいい。引っ越す意味が分からない」
やんわりとやめたほうがいいと伝え、弟を自宅に連れていく。
弟も僕の家の都内へのアクセスの良さに感心していたが、
「夏は涼しそうだけど、冬は寒そう」
と指摘。
僕はケチをつけられた気持ちになりかなり不機嫌になる。
おかんが上京するというので駅まで迎えに行く。
(いつのまにか新しい家が僕の今の自宅になっている)
弟はバイクで先に、僕は自転車で後を追いかける。
田舎道を周りを見回し、近所の地図を作りながら駅へ向かう。
途中、パチンコ屋で僕は自転車を盗まれる。
人ごみの間を猛スピードで逃げていく自転車に乗った男に向かい、
「そこの灰色のジャージ!」
と叫んで追いかける。
角を曲がったところで通行人が自転車泥棒を捕まえてくれる。
「俺じゃねーよ!」
男はもがきながら叫ぶ。
「じゃあ一緒に警察行こう?」
僕がつかんだ手を男は振り払い、自転車で再び逃げ出す。
「おい! お前! 俺の自転車!」
自分の叫び声で目が覚める。

【夢】僕は映画監督を目指してハリウッドに来ている。

ちなみに昨夜見た映画は『ハリウッド監督学入門』だ。どんだけ影響受けやすいんだ。
夢破れて日本へ帰る人たちの話を聞きながら、海岸沿いの崖をカーブしながら港まで続く道を歩いている。
隣を歩いている、ライターでイラストレーターで漫画家の器用貧乏村田らむ氏が野犬をつかまえて交尾しようとする。
周囲の人はそれを止めようとしない。
ハリウッドのセレブの間で変態セックスが大流行、犬とのセックスは珍しくないとのこと。
僕一人が抗議している。
「ちょっと! それオスですかメスですか?」
オスなら大便が性器に付着するので衛生的によくないと僕は考えている。
結局、オスかメスかはあやふやなままで場面がゆるやかに変わっていく。
港近くで、小さな木の箱に薄い板を縦に指し八つに区分け、それぞれの小部屋に餅を入れ砂糖醤油の葛餡をかけたお菓子が流行っている。
僕は砂糖醤油の葛餡が漆だということを見抜いている。
西に向かって歩いているうちに、僕の母校の高校の下にある小学校の校庭を歩いている。
勝手に入って怒られないか不安になっていると、校門が開いていているので慌てて外へ出る。

【夢】社会科の授業中、僕は眠気に耐え切れなくなる。

教室を抜けだし、ロッカールームで横になって眠る。
そのロッカールームの床の上でまた夢を見ている。
校舎を移動中に階段を登っているが眠気で気を失いそうになり、スローモーションで後ろ向きに落ちていく……そんな夢。
頭をぶつける直前に後ろにいる誰かがとっさに支えてくれる。
しかし眠気に耐え切れず、誰かが後ろから支えてくれたまま、ずるずると階段にひれ伏したまま眠ってしまう。
そこでもまた夢を見ていて……

夢の中の夢、のび太のようだと目覚めてから思う。

【夢】花粉症の薬の副作用か、夢の細部が朦朧としている。

夕方、のど飴を買おうとして芥川商店街(実家の最寄り高槻駅前、夢の中では子供の頃と同じ古いアーケード)をさまよっているが、なかなか買うことができない。
夜になって姉と高槻駅前で待ち合わせる。
歩いて自宅へ向かう途中、今日は大学の卒業式であり、夜から学年全部で集まり打ち上げをする予定があったことを思い出す。
いつの間にか京都を歩いている。
「青椒肉絲(チンジャオロースー)」という中華料理屋の会場を目指し歩いている。
(実際は、そんな名前の中華料理屋の存在を僕は知らない)
北に向かって坂を降り、踏切を越え歩いて行く。
歩きながら頭の中で、何故かゆでたまご先生にキン肉マンの凄さを褒めている。
「七人の悪魔超人編でミート君の身体がバラバラになるところはすごいですね!」
頭の中で超人ブラックホールのことを考えたとき、ちょうど踏切の上だった。
神社の境内のようなところで振り返る。
中華料理屋らしき看板が見えるがぼやけて会場かどうか確信が持てない。
看板の字が読めない。
店に入ると入り口右手に大学で知っている顔が十数人座っているので近づいて話しかけようとするが、直前で別の集まりのような気がしてくる。
彼らの椅子とガラスの壁の隙間を
「ごめんなさい」
と言いながら通り抜ける。
少し離れたところに移動してから、いきなり郷愁的な気持ちになる。
卒業してからもう二度と会うことがなかったのだからちゃんと話しかければよかった……

【夢】深夜、東京駅にてどこへ行こうか僕は迷っている。

ヤリマンっぽい女の子が話しかけてくる。
彼女の雰囲気は女優の内田慈さんのようだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/内田慈
その子の助言によって夜行列車(鈍行大垣行き)に乗車しようとプラットホームへ向かう。
自由席車両の前はとてつもなく長い行列で乗ることができない。
途方にくれて駅階段を昇り降りしていると大学時代の友達山宮と偶然会う。
朝まで近所の店で山宮と鍋を食べながら過ごしている。
途中、トイレへ行くとさっき親切にしてくれた女の子が他の男性と腕を組んでいるのを見る。
僕は思わず隠れる。
彼女は困っている人に自分の出来る限りのことをする底抜けのお人好しで、その男性は身体を求めていたから断りきれなかったのだろう、と僕は扉の隙間から彼女を見ながら考えている。
隠れた場所は建て直す前の古い僕の実家の物置で、僕が昔描いた絵とともに彼女が描いたつたない絵を発見する。
その女の子は美大を目指していて、何回も受験に失敗していて三〇近くになってまだ絵の道を諦めていなかったのだ。
僕は美大に合格していたが、身代わりになって彼女が受験に失敗していたことを知る。
罪悪感と下心で彼女に絵を教えようと決意する。
彼女が一人になったとき腕を引っ張り、液状化現象で沈みつつある地下シェルターの中に連れていき、
「ここは安心だから」
と絵を広げながら紳士的に話をする。
家の周囲は僕の追っ手だらけで、家は火をつけられ燃えている。
しかしシェルターの中は換気扇が付いていて比較的涼しい。

【夢】実家の一室に小さな演芸場がある。

定期的にお笑い芸人を集めたコントライブが開かれている。
終演後、出演者と観客とで親睦会が催される。
リットン調査団の水野さんとライブの後に話すことができ、僕は嬉しい。
水野さんのために、僕は取っておきの道具を出してくる。
メジャー型のそれを僕は手に持ち、収納されている帯を水野さんに下へと引っ張ってもらう。
ケースを持つ僕と水野さんの二人はふわりと空に浮かんで飛んでいく。
メジャー型空中浮遊道具だ。
帯の引っ張る方向で飛ぶ方向を決めることができる。
高槻駅北にある天神山を越えしばらく飛び、田んぼの中に降り立つ。
その後二人で街を歩いていると、僕は水野さんの髪の薄さが気になってくる。
僕はよかれと思い、ケント紙に髪を描いてテープで後ろから貼り付ける。
水野さんは、
「ちょっとこれ、左右のバランスがおかしいんちゃうかな」
鏡を見て気にしている。
そこへ水野さんの仲間っぽい、サングラスをかけた髪の多い人(誰かわからない)が合流する。
三人で歩いていると、さらにリットン調査団の水野さんの相方、藤原さんが合流する。
商店街を四人並んで歩いている。

【夢】僕は実家の近所の鬱蒼とした森を歩いている。

実際には存在しない架空の森。
森の中に廃墟然とした館が建っている。
戦前に起こった猟奇殺人事件の影響で誰も住まなくなったのだ。
立ち止まって見ていると、自分が以前ここに住んでいたような記憶が蘇ってきて、冤罪でその犯人にされてしまうことを恐れ、その場から走って逃げる。
雪が積もっているのか地面が白い森を急いで通り抜ける。
気がつくと、最近完成した高槻駅前の高層ビルの下にいる。
母がクジを当てて一七階の住居に住めることになったのだ。
エレベーターで居住スペースへ上がる。
便意を催したので、一六階でいったん降り職員室の隣にあるトイレに入る。
いつの間にか高層ビルが学校になっている。
トイレ個室の隙間から仮眠をとっている友達が見える。
用を足していると、先生に声をかけられ文化祭のミュージカルに出ることを命じられる。
宝塚歌劇団のような派手なメイクをばっちり終わらせ、僕は舞台に立つ。
僕は主人公、舞台で冤罪で犯人にされてしまった役を演じさせられている。
夢前半の館の猟奇殺人事件とリンクしているようだ。
横に並んだ他の華のある俳優(クラスメイト)と比べ、主人公の自分は背が低いので恥ずかしい。
相手役のヒロインはヒールを履いた身長差二〇センチの藤原紀香。
ブロードウェーのような英語ミュージカルなので、僕はたどたどしくしか話せない。
言葉足らずでなかなか意図が伝わらず、舞台が進んでいくうちに僕が本当の犯人であるかのように観客も演者も思い込み出す。
仕方なく僕は言葉でなくイメージで、真の犯人が誰かを伝えるメッセージを劇中に挿入する。
僕は大道具のマンモスの牙のようなものを二本運んでくる。
真っ赤な舞台の床から二本の牙を突き刺す。
それは、真の犯人は猟奇殺人事件の館に住んでいた大金持ちと死体を隠す作業を手伝ったメイドのカップルという意味を込めた強烈なメッセージなのだ。
(夢の中でしか根拠のないイメージ)
しかし時すでに遅く、舞台の上で僕は犯人になっている。
冤罪にも関わらず、僕は自分が過去に犯した罪の重さにおののき始める。

【夢】僕は戦場で戦っている。

映画『地獄の黙示録』のように「ワルキューレの騎行」が大音響で流れている。
「ワルキューレ」で銃声や爆音がかき消され、現実感がないまま僕は戦争に参加している。
唐突に音楽が止まり、周囲を見回すと隊は全滅して僕一人。
静寂に包まれた戦場で敵襲の恐怖に僕はおびえる。
砂漠の隆起と空の境界線に人影を見た気がする。
胸の携帯が鳴り響き、手に取ると編集者からの電話。
僕にずっと連絡取れなくて困っているとのこと。
携帯を見るとなるほど着信やメールがたくさん入っている。
樹脂(FEP)で型どりした何かを作る取材らしい。
FEPという言葉がずっと頭の中で反響している。
いつの間にか場所は学校に移り、教室の自分の席へ向かう途中で、クラスメイトである編集者の席に立ち寄り、メールを確認した旨を伝える。

【夢】僕は道なき山道を茨をかき分け山奥の村へ急ぐ。

それは政府関係者と震災の災害状況を視察するためで、与謝野大臣が隣に歩いている。
僕の政権批判を黙って聞いている。
がけ崩れで逃げ道を失った村は孤立している。
何が必要か村人に聞き取り調査をする。
帰りは、時間がないので村にヘリコプターを呼びふもとへ飛んで移動。
急いでヘリコプターを発進させたせいか、何故か僕の足元の床がない。
風で飛ばされて落ちないよう僕はずっと椅子にしがみついている。
ヘリコプターは僕を地元の災害対策本部に降ろし、政府関係者をピストン輸送するため、また村へ戻る。
災害対策本部でしばらく、近所のおっちゃんの指示で材木や板などを運んでいる。
あらかた仕事が終わり、手持ち無沙汰になった僕はスーパーマリオをしながら時間を過ごす。
僕は工事関係者と四人、夜も寝ずに交代で遊んでいる。
僕とマリオか区別が付かなくなり、いつの間にか僕は工事現場の土管の中を上り、天上に浮かぶコインを、空飛ぶ雲に乗ってたくさん手に入れる。
唐突に敵に触れ、僕は死ぬ。
地面に向かって真っ逆さまに落ちていく。

【夢】僕は美術系の大学生。

山奥の大学に電車で通っている。
(前夜観た映画の影響からか)ジェニファー・コネリーが同級生。
偶然を装って彼女と一緒に帰ることに成功し、僕は有頂天。
しかし、彼女が結婚していることが途中からわかってくる。
夫は有名な芸術家らしい。
彼女は十二人の子どもを育てているとのこと。
(ただし何人かは友達や妹から引き取った養子だという)
知らずに何回もデートに誘っていた僕は人知れずショックを受ける。
落ち込んで登校拒否気味。
空手部の練習をサボり寄り道して帰宅し、両親には練習で遅くなったと言い訳をする。
しかし母には嘘がバレている。
「最近元気が無いから学校へ相談に行ったら、空手の練習をサボっていると言われた」
それを聞いた僕は逆切れ、
「何でわざわざ学校へ行くねん、過保護やんけ!」
母をこづいたところで目が覚める。
しばらく夢と現実の区別がつかず、おかんへの怒りが収まらない。

【夢】高校の修学旅行。

夜、ホテルの前の海辺をみんなで散歩していると、暗がりの向こう側にバルタン星人の親子が立っている。
「バルタン星人はセミから進化したのでエビの味がする」
うんちくを教えると、クラスメイトは感心する。
早朝にバスでフランスへ移動するため、
「早めに寝なさい」
と担任に促され、部屋へ戻る。

【夢】実家の寝室で父と僕は布団を並べて横にっている。

父は淡々と話している。
「戦争中は士官学校で先輩にいじめられた」
(父はそんな歳ではない)
「栃木出身には気をつけろ」
(意味不明)
隣の布団で寝ているはずの父の肌が時折僕の身体に触れ、気持ち悪い。
父の裸の背中には刺青がある。
いつのまにか父の同窓会に僕は同行している。
軍服らしきものを着ている老人がちらほら立っている。
そのうちの一人から、お菓子屋さんになりたかったが戦争でその夢を断念した話を聞く。
レモンを使ったケーキを今でも趣味でつくっているとのこと。
会場で、僕の大学時代の友達工藤(実在する人物)と久しぶりに会う。
工藤と僕は先に帰る、と父に告げる。
同窓会会場は京都西山の山頂で、高速道路が麓の洛西ニュータウンを通り市街地まで続いている。
「二階建てバスに乗りたい」
と工藤は提案するが、いつの間にかケーブルカーで山を降りている。
ケーブルカーで角度の急な断崖をしばらく下ると線路は川沿いにカーブする。
川の向こう岸には上りケーブルカーの線路が見えている。
僕と工藤はケーブルカーから降りて歩く。
水田の横の道を歩いていると僕の靴が脱げる。
しばらく裸足で歩いて振り返ると、靴が水色のサンダルになっている。
拾おうとして手を伸ばすと、サンダルの片方が緑色の蛙になって水田の中に跳ねていく。
もう片方のサンダルは土色の蛙になって工藤の方に跳ねていく。
土色の蛙は工藤に捕まえてもらい、僕は飛び込んだ蛙を捕まえるため水田に入る。
水田では子供たちが球技をして遊んでいる。
子供たちの足もとの泥にたくさんのサンダルや靴が埋まっている。
(蛙とサンダルが意識の中でごっちゃになっている)
いくつか水色のサンダルを泥の中から引っ張り出すが、どれも僕のものではない。
道の上から工藤が声をかけてくる。
工藤の指示に従って泥をかき分けると、自分の靴だったはずの水色のサンダルであったはずの蛙を捕まえることができた。

【夢】世界でもトップクラスの富豪の別荘が比叡山にある。

僕と同い年くらいの富豪はダンディで気さく、僕と仲がよい。
いつものとおり泊まりで遊びに行くと、富豪のライバルの部隊が強襲、豪華な別荘はマシンガンの乱射で穴だらけになる。
メイドを始め何人か死亡、僕と富豪はたまたまかすり傷程度で済む。
別荘の斜面を富豪と執事と逃げながら、金持ちも楽でないんだなあと実感する。
本宅に到着した富豪はすぐに報復を開始、今まで声高に騒ぎ立てていたライバルは沈黙する。
沈黙が逆に怖い。
(ライバルからの新たな報復が目の見えないところで進行していることを確信)
別荘で美味しい食事を食べながら、僕らはメランコリックに琵琶湖を見下ろしている。

【夢】一〇年前の東京。

僕は漫画家を目指して上京したが、まだ仕事が無い。
高校の同窓生中村好夫と二人で詐欺まがいの仕事をしながら生活している。
心配したおかんが大阪から上京、僕の様子を見に来る。
おかんが滞在している最中ずっと、僕達は仕事を隠している。
仕事道具の鞄を持って東京駅へ送りに行く。
カバンの中をおかんに見られることを恥じ、隠している。
カバンの中にはサンマがぎっちり詰まっている。
テレビのアンテナ受信装置と称してサンマを売っているのだ。
おかんと別れた後、路上で好夫と漫画の打ち合わせ。
僕はアスファルトに紙を置いて漫画のラフを描いている。
紙の下にイヤホンのコードが挟まっていて、どうしても絵が歪む。